みずほUSハイイールドファンド<DC年金>・・・全く選ぶ必要は無し

みずほUSハイイールドファンド<DC年金>は、その名の通り、確定拠出年金にて購入できる、米国のハイイールド債券ファンドです。

2005年1月4日に設定されたアクティブファンドで、BofAメリルリンチ・US・キャッシュ・ペイ・ハイイールド・インデックス(円ベース)をベンチマークとしています。

みずほUSハイイールドファンド<DC年金>


ハイイールド債券は投資不適格債(ジャンク債=クズ債券)の事であり、それをあらかじめ承知している投資家以外、一般の個人投資家が気軽に買うようなものではありません。信託報酬も高く、確定拠出年金のような長期の投資においてはそのコスト高は致命的とも言えます。



(2018年3月29日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


みずほUSハイイールドファンド<DC年金>の概要

コストも含めた基本的情報

購入単位:1円以上1円単位
信託報酬年率1.4%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年1回決算(12月7日)
償還日:無期限
運用:アセットマネジメントone株式会社
為替ヘッジ:なし


このファンドのポートフォリオなど

LA米国ドル建てハイイールド債マザーファンドを通じて、以下のポートフォリオで投資しています。2017年12月7日時点のデータとなります。一部、株式であったり、米国以外の国へ投資しているのが分かります。

みずほUSハイイールドファンド<DC年金>のポートフォリオ



みずほUSハイイールドファンド<DC年金>、管理人の感想と評価

株式に近いリスクがあるが、リターンはそれ以下の値動き

まず一般的に、ハイイールド債券を個人投資家が買う必要はありません。ハイイールド債券は株式クラスに近いリスクがありながら、リターンはそれに劣る傾向があります。

みずほUSハイイールドファンド<DC年金>などのリターンの推移


確かに、株式クラスとは多少は値動きが異なるので、分散投資の一環として保有してみたいと思うかもしれませんが、株式が下落するタイミングで同じようにハイイールド債券も下落しますので、敢えて保有する意味はありません。

株式と逆相関で値動きすることが多い、先進国債券クラスを保有しておくだけで十分です。

証券会社が、ボッタクリ投資信託のフィデリティ・USハイ・イールド・ファンドなどを大量に売りまくるので、妙に親しく感じる言葉に聞こえるかもしれませんが、あなたのポートフォリオが複雑になって、資産全体のリスクやリターンの把握に支障が出る恐れもありますので、ハイイールド債券ファンドのような余計なものには手を出さないほうが良いでしょう。

⇒参考:ハイイールド債の見かけの高利回りには騙されてはいけない


ベンチマークに継続的に負けていると思われる状況

本ファンドはアクティブファンドですから、基準価額がベンチマークを上回る成績でないと、買う意味がありません。運用報告書には過去5年間の比較チャートが載っていますので、掲載します。どうやら、ベンチマークに劣る成績のようです。

みずほUSハイイールドファンド<DC年金>とベンチマークとの対比


運用目標に劣るならば、少なくともその原因を知りたいところです。更に運用報告書を見てみると、面白くて呆れる記述を見つけました。




このファンドマネージャーは、「銘柄の選択や業種配分などは上手く出来たが、信託報酬が高すぎるのでベンチマークに負けた」と言っているようです。優秀なファンドマネージャーを打ち負かすほどの高コストが、本ファンドのダメさ加減の最大の要因のようです。



確定拠出年金口座で信託報酬1.4%はあまりにも高すぎる

そして、そのファンドマネージャーが泣きを入れる要因が、この信託報酬、年1.4%という高コストです。

確定拠出年金口座でこの高コストは、正直、あり得ません。こんなファンドに積み立て設定をして、例えば30年間の投資をしたとしたら、投資元本の42%もの大きな数字を、コストで失う事になります。

ファンドマネージャーがその分を取り返して、なおかつベンチマークを上回る成績を残すのは、端から無理ゲーなのです。ファンドマネージャーが開き直る気持ちも分かります。許しはしませんが・・・。



みずほUSハイイールドファンド<DC年金>の購入先

個人型のiDeCo口座は様々な金融機関で開くことができますが、ファンドラインナップや口座管理手数料を考えると、次の4社がベストです。

SBI証券楽天証券マネックス証券イオン銀行(銀行を使いたい人はここ)

みずほUSハイイールドファンド<DC年金>は、なぜかその楽天銀行のiDeCo口座にラインナップされていますが、よほど投資のマニアでもないかぎり、買う必要はありません。


参考管理人神推しの証券口座(一般の証券口座ならばこちらをご覧ください)


 


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