日経平均高配当利回り株ファンド・・・高配当30銘柄に投資する

日経平均高配当利回り株ファンドは、日経平均株価採用銘柄のうち、予想配当利回りの高い上位30銘柄に投資する日本株式アクティブファンドです。

ベンチマークも参考指数もありませんが、比較的シンプルな以下の運用方針を取るファンドです。2018年11月9日に設定されています。

日経平均高配当利回り株ファンド ポートフォリオ構築方法


・日経平均株価採用の225銘柄の中から、予想配当利回りの高い上位30銘柄に投資。(6月と12月に組入銘柄の入替えや組入比率を調整するリバランスを行う。)
・銘柄ごとの組入比率は流動性を勘案して決定する。
・信用リスクや無配懸念がある銘柄は投資対象から除外することもある。



まだ運用が始まったばかりで何とも言えませんが、信託報酬の水準はアクティブファンドとしては比較的低い点、そして分配の仕方も誠実である可能性がある点を考えると、好感の持てるアクティブファンドになるかもしれません。今後の運用を観察したいと思います。


(2018年12月24日追加)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


日経平均高配当利回り株ファンドの基本的情報

このファンドの基本情報

購入単位楽天証券SBI証券にて100円より購入可能。
信託報酬年率0.63%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年2回(6月15日、12月15日)
償還日:2028年6月15日
運用:三菱UFJ国際投信株式会社
為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


このファンドのポートフォリオなど

設定日(2018年11月9日)時点の組入全30銘柄は以下の通りです。ファンド全体の予想配当利回りは年4.29%(日経平均の予想配当利回りは年2.01%)です。マザーファンドに投資するのではなく、本ファンドが投資対象銘柄に直接投資しています。

日経平均高配当利回り株ファンド 組入上位10銘柄の構成比率

日経平均高配当利回り株ファンド 組入上位11位から30位銘柄の構成比率



日経平均高配当利回り株ファンド、管理人の感想と評価

もしかしたら、タコ足分配をしない珍しい分配型ファンドとなる可能性が

日経平均株価採用の225銘柄の中から、予想配当利回りの高い上位30銘柄に投資し、年2回の決算時に、(配当に収まる範囲の)分配金を出す設定となっています。

日経平均高配当利回り株ファンドの分配方針


上記の通り、目論見書に「配当収入の水準を勘案」して分配金を出すといっているのは、今現在は分配実績が無いので何とも言えないところではあるものの、見せかけの分配金利回りで投資家を騙すようなファンドにはならない可能性もあり、注目したいと思います。

銘柄ごとの組入比率は流動性を勘案して決定するとなっているだけで、具体的な決め方がわかりませんが、その部分を除くと 「日経平均でなく、日経平均の中の高配当30銘柄に投資する」シンプルな戦略のファンドです。

ただ、高配当利回りと言っても、検査偽装で問題となっているSUBARUや日産自動車にも投資されており、業績が悪化すれば、その配当も少なくなったり、無配当になる場合もあります。運用が始まったばかりで月報も未発行ですが、今後は以下がポイントになりそうです。

・信用リスクや無配懸念があるどの銘柄を、どのタイミングで投資対象から外すか。
・年2回の分配金をどの程度出すか(分配金を多く出すほど、税金が引かれ非効率)


成績の良いアクティブファンドは事前に選べないのが難しいところで、少なくとも運用開始1年は、慌てて買わずに様子見で良いでしょう。相場は逃げませんので。


組入がわずか30銘柄と分散が弱いことは問題

高配当株を選ぶので、仕方がないと言えば仕方ありませんが、インデックス投資の対象として本ファンドを見た場合には、投資対象がわずが30銘柄と、分散度合いが弱い点は欠点です。

その意味では、指数として30銘柄ではなく、高配当株50銘柄を投資対象とする「日経平均高配当株50指数」があることから、日経平均高配当株50指数(配当込み)をベンチマークとするインデックスファンドにすれば、より低コストかつ分散ができた可能性があります。

日経平均高配当株50指数をベンチマークとするETFである、NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(コード:1489)は既に存在するため、同指数をベンチマークとするインデックスファンドの登場が待たれます。

アセットアロケーションの日本株式部分は、お勧めの日本株式インデックスファンドにあるような超低コストかつ分散の効いたファンドをメインとし、その一部をサブとして、高配当株式に投資する本ファンドのようなアクティブファンドをあてがうのはありでしょう。

サブとして買う場合でも、ベンチマークが無いために、運用の良し悪しが分からない点は問題ですから、定期的に運用成績を日経平均株価と比較したり、NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信と比較して、納得できない場合は手放すくらいの気持ちで良いでしょう。



日経平均高配当利回り株ファンドの購入先

日経平均高配当利回り株ファンドをノーロードで購入できる証券会社・銀行は以下の通りです。

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