NISA口座におけるリバランスはどう解決?

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寄せられたご質問とその回答

NISA口座内でのリバランス問題に関してのご質問

2014年1月:SO様(男性・50代)よりのご質問

セゾン投信社長の中野晴啓氏の「投資信託はこの9本から選びなさい」という本を読んで、今からノーロー ド積立式の投資信託を始めようと考えています。昨年末このサイトを発見し、仕事の休憩中や家庭で、毎日のようにアクセスして日々勉強させて戴いておりま す。本当に助かっております。

そこで質問なのですが、我が家では月5万円積み立てようと考えています(我が家ではこれが限界です・・・苦笑)。本命のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、株式・債券ともに、あまりにも先進国に投資比率が偏っています。アベノミクスに沸く国内市場や、今後の成 長がおおいに期待できる新興国市場の投資比率も高めたいと考えています。

そこで考えたのが「SMTシリーズ」です。SBI証券にNISA口座を開設して、SMTインデックスファンドを使って自分なりのポートフォリオを組んでしまえば、楽にひとつの口座集中で、安心して積立投資ができると考えました。追い風要因として、住信SBIネット銀行でSBI証券の自動引き落としができるようになりました。

しか し、ここで大きな壁にぶつかりました。「リバランス」です。「上がっている株式を売却して、下がっている株式を買い増す」等という事を半年に一回やってれば、NISAの優位性をあっという間に使い尽くしてしまうのではないでしょうか(私のこのNISAの解釈は合っていますか・・・苦笑)?

それなら、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに、毎月、投資金額の7割程度を投資して、残りの予算でSMTシリーズのTOPIXSMT新興国株式SMT国内債券などに小額投資して、「ほったらかし」にする方が良いでしょうか? 管理人様(今後は先生と呼ばせて頂きます。)は、どう思われますでしょうか?


ご回答

ご質問、ありがとうございました。先生とは恐れ多いです・笑。回答としては、次の通りとさせていただきますね。

  

>「上がっている株式を売却して、下がっている株式を買い増す。」
>という事を半年に一回やってれば、NISAの優位性をあっという間に
>使い尽くしてしまうのではないでしょうか
>(私のこのNISAの解釈は合っていますか・・・苦笑)?



おっしゃる通りです。

NISA口座内で資産クラス別に複数ファンドを組み合わせたアセットアロケーションを組む方法もありますが、リバランスによる売却と購入で、年間100万円の枠を削ってしまうのが悩ましいところです。

その点、バランスファンドではファンド内部で自動的にリバランスが行われるので、リバランスでNISA枠が削られることがありません

また、NISA口座は、あくまで利益が非課税なので、元本割れの場合は何のメリットもありません。他の口座との損益通算もできないため、むしろ不利とさえ言えます。

その意味では、下振れリスクを抑えることができるバランスファンドはNISA向けとし て有力な選択肢の1つです。


>本命のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、株式・債券ともに、
>あまりにも先進国に投資比率が偏っています。アベノミクスに沸く国内市場や、
>今後の成長が大いに期待できる新興国市場の投資比率も高めたい。



セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの株式部分(50%)は、時価総額比で世界中の株式に投資でき、残り50%は債券とバランスがとれており、これ1本でNISA向けファンドとして活用する手もあります。

ただ、日本、先進国、新興国比率の好みは各人によって異なりますので、バランスファンドは信託報酬が低いことだけではなく、好きな資産配分比率かどうかにも着目して選択する必要があります。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、セゾン投信専用ファンドです。

1つしか指定できないNISA口座をセゾン投信にすると、NISA口座内で複数ファンドを購入してポートフォリオをカスタマイズできなくなります

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドよりも国内株式や新興国株式比率を高めたいということであれば同じく株式50%債券50%で投資できる世界経済インデックスファンドが選択肢となります。

(しかもマザーファンドは、SMTインデックスシリーズの各ファンドと共通です)

派生型として株式比率75%の世界経済インデックスファンド(株式シフト型)、株式比率が25%の世界経済インデックスファンド(債券シフト型)もありますので、ご自身のリスク許容度と株式、債券比率の好みに応じて、選べば良いでしょう。

また、SBI証券などネット証券をNISA口座にすれば、世界経済インデックスファンドとSMTインデックスシリーズ等主要な低コストインデックスファンドを同一NISA口座内で購入できるます。

世界経済インデックスファンドをメインに、国内株式インデックスファンド、新興国株式インデックスファンドなどをトッピングすることで、リバランスを最小限に抑えた貴方好みのオリジナルのポートフォリオを組むことが可能です

参考フィナンシャルプランナーによる、NISA口座活用術

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