ノムラ・アジア・シリーズ(ノムラ・印度・フォーカス)・・・高いリターン

本ページでは、R&Iファンド大賞2017年インド株式部門で優秀ファンド賞を受賞して、ここ1年で急速に資金が集まった投資信託、ノムラ・アジア・シリーズ(ノムラ・印度・フォーカス)をご紹介します。

ノムラ・アジア・シリーズ(ノムラ・印度・フォーカス)


急に人気を集めるような商品は過去の経験上、良い投資信託ではないケースが多いです。ノムラ・印度・フォーカスがどのような投資信託なのか、購入を検討している人のためにチェックしてみましたので、どうぞご覧ください。


(2019年2月2日追加)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


ノムラ・アジア・シリーズ(ノムラ・印度・フォーカス)の基本情報

このファンドの基本的な情報

基本的な情報は以下に記しましたが、信託報酬が異様に高く、呆れて物も言えないような2%の大台に到達です。購入時の手数料と合わせると、野村證券は初年度にあなたの財産の5%を持っていく魂胆のようです。凄すぎます。。。

購入手数料 3.0%(ノーロード投資信託ではありません)
信託報酬 年率1.65%(税抜)
信託財産留保額 なし
運用期間 2024年9月12日(2009年9月16日設定)
決算 年1回(毎年9月12日)
運用会社 野村アセットマネジメント株式会社
販売 野村證券のみで販売


このファンドのポートフォリオ

2018年12月末時点のポートフォリオは以下の通りです。わずか39銘柄に集中投資をしています。インド単独と言うだけでもハイリスクなのに、更にそのリスクを高めています。同じ野村証券の野村インド株投資と同様の状況です。

ノムラ・印度・フォーカスのポートフォリオ



ノムラ・アジア・シリーズ(ノムラ・印度・フォーカス)、管理人の感想と評価

ベンチマークを大幅に上回る良好な成績

ノムラ・アジア・シリーズ(ノムラ・印度・フォーカス)で、まず確認しなくてはな来のが、
ベンチマーク(運用目標)であるS&P BSE インド 200種指数に対しての運用実績です。アクティブファンドですから、その確認は必須です。

結果、ベンチマークには配当が含まれてはいませんが、仮にそれをカウントしたとしても設定来でベンチマークを上回る成果を出していると推測され、実力のあるアクティブファンドと言えそうです。

ノムラ・印度・フォーカスの運用実績


とはいえ、設定来から2013年くらいまではベンチマークと同程度の成績であり、という事はベンチマークに配当をカウントしてファンドからは購入手数料を差し引くと、恐らく負けている状況だったと思われます。

2014年以降に、突如としてノムラ・印度・フォーカスの成績が大きく上振れするようになっており、この理由が全く分からないところが不安感を煽ります。もしかしたら、ファンドマネージャーが変わったのかもしれません。

同様に野村證券が売りまくっていた野村インド株投資でも同じような現象が起きており、誰が運用しているのか「顔が見えない」アクティブファンドですから、逆の事がいつ起きてもおかしくないのだろうなと思います。


野村証券の売り方は一体どうなってんだ??

ところで、ノムラ・印度・フォーカスと銘打っているこの投資信託は、ノムラ・アジア・シリーズのファンドラインナップの1つです。以下の赤枠のように合計で8つのファンドが存在して、マネープールファンドを介してスイッチングする事もできます。

こんな狭いエリアの投資信託をスイッチングするとなると、かなりドタバタとした投資をする羽目になりますので、野村証券も罪作りなファンドシリーズを作ったものです。

ノムラ・アジア・シリーズのファンドラインナップ


そして、当サイト管理人としては、これらのファンドの純資産の増減がとても気になりました。・・・というか、興味深い動きです。

まず、以下をご覧下さい。ランダムな動きではなく、何となく似た感じの値動きとなっているのが分かります。だいたい、アジア地域ですから、大きく違いが出る訳ではないでしょう。

ノムラ・アジア・シリーズのファンドラインナップ年間収益率の推移


それに対して、各ファンドの純資産の増減は、これは全く意味不明な状況です。収益率が上昇したタイミングでファンドが売れるのではない事が分かります。それぞれ、いきなりドカンと売れるタイミングが有り、売れた後は徐々に純資産が減っていくのが共通しています。

ノムラ・アジア・シリーズのファンドラインナップの純資産の増減

ノムラ・アジア・シリーズのファンドラインナップの純資産の増減


個人投資家が何の脈絡もなくこれらを買い付ける事などしませんから、これは恐らく、誰かが買うように強く仕向けているに違いない、と邪推する事ができますね。

ノムラ・印度・フォーカスも、2017年に唐突にドカンと売れています。販売は野村證券の独占であり、しかも2017年は野村証券の販売ランキングの上位に、このファンドが長くランクインしていましたから、もう間違いなく、野村証券の意志で売りつけていた事が想像できます。

彼らには投資信託を長く育てていこうなどと言う意思は毛頭無く、次々と設定しては時期をずらして買わせるような事をしていると想像でき、全く呆れた販売状況が存在する事が、上の図から証明されるようです。


代替えとなる投資信託はあるのか?

では、ノムラ・印度・フォーカスの代替えとなる投資信託が有るのかどうかです。以下、当サイトで評価したものも含めて、代表的なインド株投信を比較してみました。ベンチマークが異なるものどうしの比較なので、あくまで値動きの参考程度に見て下さい。

ノムラ・印度・フォーカスの高いリターン

信託報酬 購入手数料 ベンチマークなど
ノムラ・印度・フォーカス 1.65% 3.0% S&P BSE インド 200種指数
野村インド株投資 2.0% 3.0% MSCIインド指数(配当込み)
HSBCインドオープン 3.0% 3.5% S&P/IFC インべスタブル・インディア
NEXT FUNDSインド株式指数上場投信 0.95% 証券会社の株式売買手数料 インドルピーベースのNifty50指数


野村の2つのインド株投資信託のリターンは、他を上回る良好なものとなっています。先に記した、ベンチマークを上回る成績読点も含めて、お見事ですね。

ただし、私だったらインデックスファンドでもあるETFのNEXT FUNDSを選ぶでしょうし、野村証券の不誠実な姿勢は好みではありませんから、結局のところはどれを選ぶのかは完全に投資家の考え方次第と言っても良さそうです。

また、インド単独に集中投資をしたい人に分散投資を解いても何も響かないでしょうが、インドに集中しなくてはならない特別な理由がない限り、投資の基本とも言える分散投資を志向するほうが、長期的には賢明な判断となる事でしょう。

長期で分散投資をする場合、超低コストの、以下のようなインデックスファンドが選択肢の最右翼となります。当然、私のメインの投資先も、このような分散型のファンドです。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(信託報酬0.189%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド(同0.189%)


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