野村6資産均等バランス・・・野村の中では最低コストに近いファンド

野村アセットマネジメントが運用する、日本及び先進国の株式、債券、リート(不動産)の計6資産に均等して分散投資するバランス型のインデックスファンドが、野村6資産均等バランスです。2017年9月19日に設定され、運用が開始されています。

野村6資産均等バランス


コストの低いインデックスファンドなので、野村インデックスファンド「Funds-i(ファンズアイ)」シリーズのうちの1本かと思ったら、それとは別の商品でした。

恐らくつみたてNISA制度の開始を睨んで、従来とは異なる価格帯や販売ルートで売られる事を想定した別商品となることから、Funds-iではないということになったのだと思います。

これと同様にFunds-iとは別商品となっているファンドに、野村つみたて外国株投信野村つみたて日本株投信があります。これらと合わせて、野村證券グループが送り出す本格的な超低コストのインデックスファンドとして、評価できます


(2018年5月5日追加)・・・以降、機を見て本ページを最新の状態に更新する予定ですが、すぐに更新をご希望の方は、お手数ですがQ&Aページより管理人までお申し付けください。



 


野村6資産均等バランスの基本的情報

このファンドの基本情報

購入単位楽天証券SBI証券ではわずか100円より積立購入が可能です。
信託報酬年率0.22%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(7月10日)
償還日:無期限
運用:野村アセットマネジメント
為替ヘッジ:なし


このファンドのポートフォリオなど

資産配分比率:以下の国内外6資産に分散投資しています。投資比率と基本組入比率は以下の通りです。(2018年3月30日時点)

野村6資産均等バランスの基本ポートフォリオ
    
マザーファンド 投資比率  基本組入比率  ベンチマーク 組入銘柄数
国内株式マザーファンド 16.3%  1/6 TOPIX 2053
外国株式MSCI-KOKUSAIマザーファンド 16.1%  1/6 MSCI KOKUSAI指数(円ベース・為替ヘッジなし) 1328
国内債券NOMURA-BPI総合マザーファンド 16.8%  1/6 NOMURA-BPI総合 1019
外国債券マザーファンド 16.9%  1/6 FTSE世界国債インデックス(除く日本) (ヘッジなし・円ベース) 625
Jリートインデックスマザーファンド 16.7%  1/6 東証REIT指数(配当込み) 60
海外リートインデックスマザーファンド 17.1%  1/6 S&P先進国REIT指数(除く日本)(配当込み・円換算ベース) 317


上記の各マザーファンドへの基本投資割合を掛け合わせた、合成指数に連動する投資成果を目指して運用される、インデックスファンドとなります。その合成指数は「参考指数」となり、月次レポートで参考指数との対比を確認できます。



野村6資産均等バランス、管理人の感想と評価

野村アセットマネジメント運用のファンドの中で低コスト第3位の商品

冒頭で記したことと重複しますが、まずは何といっても、野村證券グループが送り出した投資信託なのに十分に超低コストのインデックスファンドとなっており、信託報酬は年0.22%(税抜)しかかからず、大変高い評価を付けられると思います

野村アセットマネジメントが運用するETFや確定拠出年金専用ファンド、あるいはラップ口座用のファンドを除く一般的な投資信託の中では、マネープールと呼ばれる特殊なケースを除き、野村つみたて日本株投信(信託報酬0.17%)や野村つみたて外国株投信(同0.19%)に次ぐ、低コスト第3位の商品になります。

これらの商品は、本来は高く売りつけたい(あるいは安いものなどやりたくない)野村證券側としては不本意ではあるのですが、「国家政策」としてのつみたてNISA制度に合致する商品を作らねばならないという背景もあって、(やむを得ず)リリースした商品なのです。

そのような意味で、当サイト管理人としては大いに愉快な気分になる訳で、実際に楽天証券のつみたてNISAでは野村つみたて外国株投信を購入させていただいております。


ネット証券以外は、つみたてNISA専用ファンドとなっている点が残念

野村6資産均等バランスについては、主要ネット証券で買い付ける事ができます。しかしながら、三菱UFJ銀行ゆうちょ銀行、いくつかの地方銀行などの主要販売先では、つみたてNISA口座でのみ買い付けられるファンドとなっています

野村でNISA


これでは、どう見ても「仕方なく」売っているとしか見えませんね。こういう点が、野村證券グループのいやらしいところです。野村證券側としては、6資産に分散投資をするコストが高めのバランスファンドが他にありますから、どうしても積極的になれないのでしょう。

そのような販売姿勢を反映しているからか、純資産総額は5ヶ月の運用で5億円程度でしかなく(2018年4月末)、ボッタクリ投資信託を売らせたら半年で数百億円を軽く売りつける能力を有する野村證券さんとしては、「不本意」な成果しか出せていません・苦笑。


超低コストの6資産均等バランスファンドとして貴重な存在

最近は、4資産均等や8資産均等の超低コストのバランスファンドが多数登場しています。

当サイト管理人としては、そのような複数資産の均等バランスファンドはアセットアロケーションを構築するのにやりにくいと思うのですが、とにかく低コストが著しいという事で、注目を集めているようです。

その中にあって6資産均等型とは、本ファンドと他に<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)(信託報酬0.219%)くらいしかマトモなものは有りませんから、実に貴重な存在と言えます。

当サイトで評価解説しているその他の6資産バランスファンドとしては、MHAM6資産バランスファンド(愛称:六花選)のような使えないものしかありません。そういう意味では、本ファンドを通じて野村證券グループにエールを送っても良いような気はします。


リートへの投資割合が大きすぎると考える人向けの選択肢

野村6資産均等バランスは、文字通り6つの資産に均等で投資する訳ですが、市場規模が小さい国内や先進国のリートにも同じ割合で投資するのはどうもいびつ過ぎると考える人には、それらへの投資割合をやや落としたSBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)も選択肢になります。

6資産均等タイプのバランスファンド比較


信託報酬は0.5%と低コストの商品ではあるものの、本ファンドに比べると倍以上します。個人的には許容の範囲内だと思いますし、お好みのアセットアロケーションに合わせるのはSBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)のほうが使いやすいと思います。

当初、スゴ6は「中途半端な商品だな」と思ったものですが、6資産均等タイプのファンドが登場してから眺めてみると、「意外に良いものだな」と思ったりします。「投資家も勝手なものだな」と思いながら、今後も投資信託と付き合っていくのでしょう。



野村6資産均等バランスの購入先

野村6資産均等バランスをノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券

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管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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