パン・アフリカ株式ファンド・・超高コストのアクティブファンド

パン・アフリカ株式ファンドは、アフリカ関連株式に投資するアクティブファンドです。2010年9月30日より運用されています。アフリカ関連株式とは、「アフリカに本拠を置く企業またはアフリカでビジネスを積極的に行っている企業の株式」をさすとのこと。


(動画は、イメージです)


ただ、アクティブファンドでありながら、ベンチマークも参考指数もない欠陥ファンドです。信託報酬も年2.09%(税抜)と、まさかの2%越えの超絶高コストであり、全く良いところのないファンドです。


(2019年1月13日追加)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


パン・アフリカ株式ファンドの概要

このファンドの基本情報

購入単位SBI証券にて100円より購入可能。
信託報酬年2.09%(税抜)(=運用管理費用0.99%(税抜)+投資対象ファンドの信託報酬1.10%)
信託財産留保額:0.3%
決算:年2回(3月25日、9月25日)。
償還日:2020年9月25日(約10年間)
運用:損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント
為替ヘッジ:なし


このファンドのポートフォリオなど

アフリカ関連株式計49銘柄に投資。(2018年11月30日時点)。国別構成比率、通貨別構成比率は以下の通りです。南アフリカの37.8%を筆頭に、モロッコやエジプトなどアフリカの国々の株式に約87%投資しており、約13%はアフリカ以外(イギリス等)にも投資しています。

パン・アフリカ株式ファンド 国別構成比率、通貨別構成比率


業種別構成比率は以下の通りです。新興国株式の特徴として、金融関連の業種比率が45%と高いことが特徴です。金融危機などの相場下落時は下げ幅が大きくなりがちなことに注意が必要です。

パン・アフリカ株式ファンド 業種別構成比率


組入上位5銘柄の構成比率は以下の通りです。

パン・アフリカ株式ファンド 組入上位5銘柄の構成比率


マルチ ストラテジーズ ファンド-UBPアフリカン・エクイティ・ファンド(Multi Strategies Fund - UBP African Equity Fund)に、ファンドオブファンズ形式で投資しています。

パン・アフリカ株式ファンド ファンドオブファンズ形式構造



パン・アフリカ株式ファンド、管理人の感想と評価

ベンチマークも参考指数もない欠陥アクティブファンド

ノーロードのアフリカ株式ファンドは南アフリカ株ファンドくらいしかありませんので、パン・アフリカ株式ファンドはアフリカ諸国に重点的に投資できる貴重なアクティブファンドです。(というか、アフリカだけに投資できるファンド自体、ほとんどありません。)

しかし、アクティブファンドにも関わらずベンチマークも参考指数もなく、ファンドマネージャーの運用手腕が優れているのかどうか全く分かりません。

月報や運用報告書を見ても、単に基準価額の推移が書かれているだけで、何の指数とも比較されていません。投資家を馬鹿にした、全くの欠陥アクティブファンドと言えます。

仕方が無いので、どの程度のリターンのファンドなのか、イメージが分かるように以下の図を貼り付けておきましょう。アフリカに集中投資するのですから、新興国全体に分散投資するよりもリターンが良くないと、全く意味が無い事になります。

パン・アフリカ株式ファンドのリターンは悪い


結果は、MSCIエマージング・マーケット・インデックスと比べ物にならないくらいに悪いリターンとなっており、何のために集中投資しているのか意味不明な状態です。

手元にお金が余ってて仕方が無いような人ならともかくとして、ごく一般の人が、ほとんど投資情報も伝わってこないようなアフリカに投資する意味はありません。

よほどの何かのマニアでもなければ、アフリカに重点的に投資する必要性は感じませんから、ごく普通に、新興国全体に分散投資できる低コストファンドを買っていれば良いでしょう。


高コストすぎるのが大問題

ケイマン諸島籍の円建てファンド「マルチ ストラテジーズ ファンド-UBPアフリカン・エクイティ・ファンド」(信託報酬1.10%)にファンドオブファンズ形式で投資しているため、本ファンド自体の信託報酬(運用管理費用0.99%(税抜))と合わせて信託報酬が二重にかかります。

結果、本ファンドの信託報酬が年2.09%(税抜)と、本サイトで紹介しているノーロードの新興国株式ファンドの中で最も高コストであることが大きな問題です。

コストは、リターンをその分確実に削ります。ここまで超高コストだと、長期の資産形成には全く不向きです。単純計算で、10年保有すると元本の20%をコストに持っていかれるようなファンドなど、全く問題外です。

アセットアロケーション決定後の新興国株式部分には、お勧めの新興国株式インデックスファンドにあるような超低コストで、新興国各国の株式に幅広く投資できる信託報酬わずか0.189%のeMAXIS Slim 新興国株式インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドなどを有力候補として検討するべきです。



パン・アフリカ株式ファンドの購入先

パン・アフリカ株式ファンドは、以下証券会社でノーロードで購入できます。

SBI証券

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