低所得(あるいは無所得)・税金免除で投資信託を買ってもお咎めなしか?

今回は、ちょっと変わったご質問です。所得が無い状態の人が投資信託を購入しても、特に問題は無いのか?という内容です。


投資信託質問コーナーへ
ご質問等は、コチラのお問い合わせフォームをご利用ください



低所得・税金免除で投資信託を買ってもお咎めなしか?

2016年4月:むく様(女性・50代)よりのご質問

こんにちは。あるファィナンシャルマスタリープログラムWebセミナーを9万円で受講しました。投資信託インデックスファンドを、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式の順番に、それぞれ同じ金額で積み立て積み上げれば良いと言う内容で、選び方はコストの安いものを選び、この通りの順番でやれば、リスクは相殺されると言う内容でした。

初心者なので、大変参考になりましたが、個人的な質問をしても受け付けて貰えませんでした。そんな中で、こちらのサイトを見つけました。 Webセミナー内容に負けず劣らずの内容〈と言うかほぼほぼ同じ〉で、尚且つ個人的な質問にも、とても親切にアドバイスされている事に感動致しました。

以下は、Webセミナーで質問しても答えられないと言われた、私の個人的な質問になります。よろしくお願い致します。

28年間、自営業をしていて独身です。 2005年頃からシャッター街になり売上が落ち込み、 それまで年金保険料を払っていましたが、25年以上払い込み、 受け取る権利期間が過ぎたので、今は全額免除制度を利用しています。

お店の売上はコツコツ貯蓄して将来に備え、さらに、親の財産分与がありました。このような状態、つまり年金保険料全額免除の申請をしている状態で住民税、所得税も免除の状態ですが、貯蓄はあると言う状態で、投資信託に例えば1年間で200万円とか500万円積み立てるなどと言う事をして、年金保険料を払いなさいとか国から指導を受けたりはしないでしょうか?

本などで探しても、私のようなパターンが見つかりません。 どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m


 


ご回答:国家から特にお咎めが来るようなことはありません

むく様こんにちは、ご質問を頂いていたにもかかわらず、うっかりして回答をしておりませんで、かなり時間が経過してしまって、大変申し訳ございません。

さて本件ですが、特にお咎めはありません

納税の義務


ご質問では財産分与と書かれておりますが、おそらく遺産相続だと思われます。相続税がかかる場合は、きちんとそれに相当する金額を支払っておられるはずなので、問題はそこで終わっています。

(仮に財産分与だとしても、財産分与には税金はかかりません。贈与だとしても、受け取った方に税金はかからないので、やはり問題ありません)

となると、現実問題として、今は収入も所得もゼロか、あるいはそれに近い状況ですから、当然ながら所得税なども無税になるでしょうし、国民年金は免除になったり、健康保険税も一番低い金額が適用になります。

むく様が現在お持ちの現金は、過去に税金を様々な形で支払った後に残ったものですから、それに対して今更税金がかかるなどという事はありませんので、安心してください。投資信託を購入したとしても、投資信託は収入でも所得でもありませんから、同様です

もしもむく様にお咎めがあるなんて事になったら、定年退職してから所得税や住民税がほぼ無税状態になったお年寄りは、全員お咎め有りになってしまいますからね。

投資信託を購入すると、銘柄によっては分配金が支払われるものもあります。この場合、投資信託を購入する前の段階、証券口座を開く際に「特定口座、源泉徴収有り」にしておくと、確定申告も不要になり、何もしなくて良い状態になるのでお勧めです。

(将来的に投資手法を売却して利益確定する場合にも、税務申告をしなくて済むという点で、「特定口座、源泉徴収有り」にしておく方が断然楽ちんです。既に口座を開いてしまっていても、「特定口座、源泉徴収有り」に変更することができます)

なお、納税を免除されている状態で株式投資をして、多額の分配金を得ている人のブログ記事が、むく様の現状に非常に近い(というかほぼ同じ・笑)と思います。どうぞ参考にしてみて下さいませ。

配当金生活の優位性、というかズルさ


1点、ご注意を。年間に200万とか500万とか、投資信託を購入するかもしれないとの事、これについてはご自身のリスク許容度をよくよく考えて、対応に当たってください

投資である以上、場合によっては元本を大きく減らすことも高い確率であり得ます。ご自身に見合った投資をどのようにイメージすれば良いのか、考えましょう。

インデックス投資の始め方のページを熟読していただいて、くれぐれも銀行などの金融機関に相談に行って、カモにされるようなことは避けたいものです。





★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る