アセットアロケーションに関してのアドバイスが欲しい

今後、長期で積立投資をしてゆきたいという方からのご相談です。ご自身でさまざまな勉強をして、ようやく作った資産配分に関してのお悩みです。


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アセットアロケーションを組んでみました

2016年6月:US様(男性・年代不明)よりのご質問

初めまして、いつも大変有益な情報ありがとうございます。アセットアロケーション等について、質問させてください。この度こちらのサイト及び様々なブログ・書籍を参考にし、以下の長期積立投資を始めようかと思っています。

 ・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 5万円
 ・セゾン資産形成の達人ファンド 3万円
 ・ひふみ投信 3万円
 ・ニッセイ外国株式インデックスファンド 2万円
 ・野村新興国株式インデックスファンド 1万円
 ・ニッセイ国内債券インデックス 1万円
 ・その他(純金積立5万円)


投資に関しては全くの素人でありこちらのサイトで紹介されていた無料のツールを使い 自分なりに勉強をしてアセットアロケーションを組んでみました。どのような事でも構いませんのでご意見アドバイス、注意点等を頂けたらと思います。 宜しくお願いします。


 


ご回答:あともう一歩踏み込むと、正しいアセットアロケーションが出てきます

USさま、銀行の店頭ような妙なところに行って妙なアドバイスを求めなかった点で、非常に賢明な行動をされました。今の時代、独力で情報を集めることができますからね。

さて、ご質問については、本ページにて回答させていただきますね。あともうちょっと踏み込んで考えて頂くと、最適なアセットアロケーションが分かると思います。

⇒参考となる質問:投資信託の積立投資(アセットアロケーション)の結論が出ない

アセットアロケーションの計算


ファンド選びから始めると、答えにたどり着けません


USさまの「アセットアロケーション」を拝見してまず感じるのが、どのファンドをどれだけ買うかであって、それはアセットアロケーションではないという事。(ポートフォリオです)

セゾン投信の2つのバランス型ファンドには、日本株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券などの資産が混じっています。

それが何割ずつ入っているのか分解して、アセットアロケーションの決め方ページでご紹介しているエクセルツールを使って、資産クラスごとに合算して行って、トータルでの資産配分比率を算出してみてください。

もちろんひふみ投信ニッセイ外国株式インデックスファンドなどの個別のファンドも合算して、資産配分比率を出します。(純金はコモディティ扱いとします)

比率が出れば、それがアセットアロケーションです。そしてそのアセットアロケーションにおける期待リターンと想定されるリスクが出てきます。特にリスクの数字が分かれば、それがUSさまのリスク許容度にふさわしいのか、イメージすることが可能になります。

今のように、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを月に5万円、セゾン資産形成の達人ファンドを3万円買うのはどうですか?と質問されても、リスクとリターンの数字が分からない以上、何も判断できません

インデックス投資は、最初のこの部分が非常に難解に感じられるのですが、エクセルに数字を入力しているとすぐに慣れてきますので、面倒がらずに計算してみて下さいね。


あえて感覚的に判断すると、リスクの取りすぎのような気もします


アセットアロケーションのリスクとリターンの数字が分からない中では勝手な想像の域を出ないので恐縮ですが、パッと見では、リスクの取りすぎのような気がします。月額20万円を積み立てる中で、安全資産である国内債券はたったの7%弱の比率です。

外国債券も安全資産だとしても全体の18%弱になり、USさまが投資の初心者の方だとすれば、「アクセルが8割以上でブレーキが2割以下の力しかない車を運転」するようなものであり、要は株式部分(リスク資産部分)が大きすぎて、値動きの上下変動(これがリスクと言います)に耐えられるのか、だいぶ不安を感じます。

長い投資人生、身震いするほどの大暴落もそのうちやってきます。そういう時に投資を投げ出すと大損しますので、そのような事が無いように、安全資産の大切さもしっかり認識しながら、アセットアロケーションを考えてみると良いでしょう。

なお、Q&Aコーナーのアセットアロケーションに関する質問のページは、一通り目を通していただくとよろしいかと思います。





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