個人型イデコを検討しているが、口座管理手数料が気になる

平成29年の1月から、新たに確定拠出年金(イデコ)に積み立て投資をすることが出来るようになる人から、口座管理手数料についてのご質問です。


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拠出額が少額なので、口座管理手数料が気になります

2016年12月:かずきんぐ様(男性・40代)よりのご質問

iDeCoについての質問です。現在42才で、確定給付のある会社に勤めています。なのでiDeCoをはじめるにしても月12000円17年8か月ほどしか積み立てできません。

iDeCoで積み立て


そこでどこの証券会社に口座をひらくべきか迷っています。具体的には楽天SBIです。(どちらも証券口座としては持っていますが、確定拠出は初めてになります。)

楽天は現在キャンペーン中で、口座管理手数料はどうやら無料ですみそうです。 SBIは50万まで貯めれば無料になりますが、50万まで貯めるのに41か月強かかってしまうため、324円×42で約13600円の口座管理手数料がかかりそうです。

たった13600円ほどの差ですが、拠出額自体が2544000円と少額なため、誤差の範囲にしては大きく感じます。気にするほど大きな差ではないでしょうか?


 


ご回答:手数料を考えると、楽天証券が良いかもしれません

ご質問、ありがとうございます。制度の変更によって、29年1月以降に、個人型のイデコに加入できるようになる訳ですね。実に良い事だと思います。

イデコの税金


今回、月額1万2000円ではありますが、この分は会社ではなくてご自身で拠出するため、所得控除の対象になります。したがって仮にかずきんぐ様の税率が20%だとすると、月に2400円、年間で2万8800円もの多額の節税効果が有ります。

さてところで、SBI証券にするか楽天証券にするか迷われているようですね。約13600円の口座管理手数料は、確かに小さくありません。長期で投資する場合、コストは非常に重要で、確実に出費になるのが分かっているものにお金をかけるべきではありません。

もしもそれぞれの証券会社で購入するファンドがインデックスファンドだとすると、信託報酬の差はSBI証券も楽天証券も僅かです。

仮に60歳までの18年間に先進国株100%で投資した場合、投資金額は259万2000円になります。(話を分かりやすくするために、このような設定にしています)

SBI証券ではDCニッセイ外国株式インデックス(信託報酬0.21%)に、楽天証券ではたわらノーロード先進国株式(同0.225%)に投資することになります。

この時、毎年抜き取られる信託報酬の差を18年間で累計すると(複利効果の資産増加分は含まず、あくまで投資金額のままで計算)、3700円ほどにしか過ぎません。

となると、口座管理手数料の1万3000円はかなり大きな数字だなと想像つくわけで、であるならば、現状では楽天証券がふさわしいのではないかと思います。

あとは、それぞれの証券会社のラインナップを見比べて頂き、人気のあるひふみ投信(イデコ名はひふみ年金)も積み立てたい場合はSBI証券を、セゾン投信を組み入れたい場合は楽天証券を選ぶことになります。

投資の初心者であるならば、イデコのウェブサイトの操作性も、意外と重要です。SBI証券は非常に分かりにくく、その点で楽天証券のほうがどちらかと言うとおススメです。

ログイン後の管理画面については、楽天証券の関係者に、iDeCoに関して聞きたかった事をズバリ質問wのページに、両者の画面を掲載していますので、参考にしてみてください。

それにしても、今回は手数料だったり信託報酬の差だったりで、千円から1万円ちょいの数字であれこれ悩むわけですが、節税効果は18年間で52万円近くなります。

この節税効果の凄まじさを考えると、どちらの証券会社でもOKなので、早くイデコを始めるのが最もお得という結論になります。


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