給料が安い人の投資として、最善に近い策を検討する

投資と言うと給料の高い人のものだという思い込みが強いのが現状ですが、もちろん給料の安い人だって可能です。というか、給料の安い人ほど、とにかく早く、投資を始めるべきです。


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給料が安いため大きな金額を投資に使う事ができません

2017年1月:GS様(男性・30代)よりのご質問

はじめまして。福島県在住のGSと申します。本日は、積み立て投資をする際の毎月の投資金額について質問がございます。私は、給料が安いため、大きな金額を投資に使うことができません。毎月1000円とか少ない金額で積み立てしても大丈夫でしょうか?



 


ご回答:1000円からでもOK、確定拠出年金も「絶対に」検討しよう

投資金額は少なくても多くても問題無し

ご質問、ありがとうございました。お給料が安いというのは、実に悩ましい事だと思います。まずは生活に回すお金と貯蓄に回すお金をどの程度にするか考え、少なくとも1年分の年収相当の貯蓄をして頂くのが大事かと思います

給料が安い人の投資


仮に年収が300万円だとすると、この程度のお金は貯蓄しておかないと、人生には「まさか」が次々に待ち受けていますので、とにかく「現金」が無いと世の中どうにもならない側面が非常に強いです。

その最低限のお金、人によっては「生活防衛資金」と呼ぶこともありますが、それを貯めたのちに、投資にお金を回してゆくのが良いと思います。

貯蓄については姉妹サイトの定期預金の鬼をご覧ください。現状、貯蓄もない位であれば四の五の言っていられませんから、韓国・北朝鮮系の超金利の高い定期預金なども活用することを考えて下さい。(私は韓国も北朝鮮も使っています)

さて、投資はお金持ちのものだけではありません。お金持ちもお給料が安い人も、等しく投資は行う事ができるので、その点は何ら気にする必要はありません。

ただし問題は、やはり給料が安いと投資に回す金額がどうしても少なくなることですよね。この点に関しては、貯蓄をするにあたって当然、徹底的に支出等を見直すことになっているでしょうから、月に1000円以上はほぼどんな人でも投資可能なのではないでしょうか。

もちろん月に1000円でも構いません。でも、以下の通りシミュレーションした結果、月1000円でごく普通のリターン3%を取りに行った結果は、30年間も積み立てて58万円にしかなりません。これではほぼ「無意味」と言っても良いほどの金額です。

月に8000円を積み立てられると、少し違った世界が見えてきます。しかしそれでも、老後に必要な貯蓄はおおよそ2000万円~3000万円程度と言われている事から考えると、厳しい状況である事には違いありません。

積立金額 期待リターン3% 期待リターン6%
投資額 うち元本 投資額 うち元本
月1000円 58万円 36万円 97万円 36万円
月5000円 290万円 180万円 489万円 180万円
月8000円 464万円 288万円 783万円 288万円


では少ない積立金額で、投資結果を引き上げる事は出来ないかと言うと、方法は有ります。上の表の右側の赤文字部分です。投資に対する期待リターンを大幅に上げれば良いのです。同じ8000円の積立金額でも、期待リターンが倍になれば、投資金額が1.7倍ほどになります。

ただ、これはその人の家計の状況や性格などをかなり無視して、計算上、弾きだした数字にすぎません。期待リターン6%となると、アセットアロケーションのすべてを、先進国株と新興国株、外国REITで運用することになるでしょうから、それを受け入れられるかどうかです。

管理人のごく個人的な感想でいえば、30年も積み立てをするのであれば、世界経済がこのまま普通に成長を続けるとしたならば、特にあまり心配するような投資ではないと思います。

むしろ世界経済の成長うんぬんよりも、老後に資金がショートする事の方がはるかに心配事としては大きいので、管理人が同じ立場ならば、無理してでも根性で投資をすると思います。


確定拠出年金は、必ず検討してください

GS様は、現在会社にお勤めですよね。だとしたら会社に確定拠出年金の制度が無いかどうか、確認してみてください。確定拠出年金の制度があるとしたら、これは要チェックです。

すでに企業型の確定拠出年金の制度を使っているならば、会社のお金で積み立て投資できるようなものですので、定期預金や保険で運用するような勿体ない事はやめて、全て先進国株や新興国株のインデックスファンドにスイッチングしましょう。

また、会社の拠出以外に「マッチング拠出」が出来る制度が有るならば、極力限度額ギリギリまで、マッチング拠出して下さい。普通の証券口座での積み立て投資は、やらなくても良いです。(マッチング拠出は、貯蓄が300万円に達してからやってくださいね)

企業型確定拠出年金の制度が有って、マッチング拠出の仕組みが無ければ、個人型確定拠出年金(個人型iDeCo)に並行して入れますので、必ず検討しましょう。

また、そもそも会社に企業型確定拠出年金が存在しない場合においても、非常にラッキーな事に、今年の1月(つまり今月)から、全ての人が個人型iDeCoに入れるようになりました。

iDeCo口座で積み立てをすれば、毎月の積立金額が全て節税の対象になり、多大なメリットが有ります。詳しくはiDeCoでインデックス投資のページをご覧ください。

特に毎月の拠出額が全額節税対象になりますので、仮にGSさんが年収195~330万円程度だとしたら所得税が10%で、この時に年間12万円(月1万円)を拠出(投資)出来るとしたら、この10%の1万2000円が節税になります。これは非常に大きいです。


その他の投資を検討するのであれば、十二分な勉強を

年収が低くて、将来の資産形成に不安が強い中で投資を行う場合、必要以上に「儲かる」投資を行いたいという強い感情が沸き上がる可能性が有ります。私はそれを全て否定することはしません。投資というのは何をやっても自由なのですから

例えば現物株を用いた株式投資を行う事、レバレッジを使う事の出来る外貨FXトレードを行う事、あるいは資金を融資してくれる不動産投資を行う事、などなどが有ります。

しかしこれらは上手くいけば安泰ですが、失敗した時のダメージも大きいので、この手の投資(あるいは投機)をするのであれば、徹底的に勉強してください。

最低限、まともな書籍を30冊以上は読んで、マトモな人が教えるスクールなどに通って(有料のものでないと質が悪い)、質問したら先生から答えが返って来るようなところで「訓練」してから、やるべきだと思います。

この手の投資は安易に手を出した人は、市場の肥やしになって、投資の勝者から養分を吸い取られて生きた屍になりかねません。この点は気を付けて下さいね。

いずれにせよ、年収が高くても給料が安くても、資産形成するには次の点しか結局はありません。それは、

給料を上げる(転職、昇進、副業などなど)
節約する(文字通り節約、固定費を見直すのが一番効果大)
投資をする(ベストとは限らないがインデックス投資がベター)


という事です。なお、私はネットを使った副業ではいちおうプロの領域におります。手軽な副業としては、ブログ運営が最適だと思いますので、いちど検討してみてはいかがでしょうか。

ブログで副業関連の本はいくつも有りますが、私はこれが今でも一番しっくりと来ます。同じ作者の最新作の世界一やさしいブログの教科書1年生 でも良いので、勉強してみると良いと思います。


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