アセットアロケーション(資産配分)に関しての間違った理解

投資に興味を持って、今後、長期投資を志向している初心者のかたからの相談になります。多くの人がつまずく部分での間違いが有りますので、その点は修正したいお話しです。


投資信託質問コーナーへ
ご質問等は、コチラのお問い合わせフォームをご利用ください



イデコと証券口座で、いくつかの投資信託を購入しようと思います

2017年1月:小鳥遊 ひろ様(男性・20代)よりのご質問

はじめまして。イデコが始まるということで投資に興味を持ちました。資金としては月5万円で投資信託を行おうかと思います。

楽天のイデコたわら先進国株式に24% イデコ以外でひふみ投信20%、セゾン資産形成20%、セゾングローバル36% とりあえず39歳くらいまでこのような形でいこうかと考えています。

上記の中で変えたほうがいいものございましたらご教授いただきたいと思い相談させていただきました。お忙しいと思いますが、ご返事いただけたら幸いです。



 


ご回答:全体の資産配分の再チェックが必要です

ご質問、ありがとうございました。イデコをきっかけにして、投資に興味を持たれたようで、大変感心いたします。これだけ低金利の時代が長引き、給料も新興国のように毎年右肩上がりなどという事は無くなりましたから、投資である程度増やさないと、どうにもなりません。

20代の早くから投資に関心を持つのは、非常に良い事だと思います。投資は時間を味方につける必要があるので、若く始めれば始めるほど、大変なメリットがあります。私の20代なんて、何も考えていないしょーもない状態だったので、あまりの違いに驚きます・・・。

アセットアロケーションの間違いを正す


さて、今回のご質問を受けて、資産配分を拝見したところ、少々、勘違いをされておられるのではないかと思いました。

今の状態は一見、資産を配分したように見えて、全くそうなってはいません。まずはアセットアロケーションの決め方のページを熟読してみて頂けませんでしょうか。

アセットアロケーションとは、先進国株が何割で日本株が何割、という話しです。小鳥遊ひろ様は、セゾンバンガード何割、セゾン資産形成の達人何割、と言うような分け方をしており、これはアセットアロケーションではなく、ポートフォリオと言われるものです。

アセットアロケーションとポートフォリオは違いますので、この点をまず、ハッキリさせましょう。これが分かると、今の商品のセレクト(つまりポートフォリオ)が、小鳥遊ひろ様にとってそこそこ快適なのか、あるいはリスクの取り過ぎなのかが分かってきます。

この辺りの塩梅は、以前に質問頂いた回答、アセットアロケーションの決め方の具体例投資信託のリスクとリターンを具体的にチェックのページを読んでいただくと、理解が深まります。

非常に大事なのは、どの商品を買うかではなく、どんなアセットアロケーションで長期運用を行うかです。投資信託を使った投資は、商品選びから入ると非常に失敗しやすくなりますので、その点は頭に入れておいてください。

とは言え幸いな事に、小鳥遊ひろ様がとりあえず選んだファンドは、セゾン資産形成の達人ファンドの信託報酬がだいぶ高めな点を除けば、投資家の評価が高いものばかりです。

リスクとかめんどくさい事に一切目をつぶって30年間投資し続ければ、9割方、投資は成功するのではないかと思います。たぶん、九分九厘成功しますが、投資に絶対は無いので、その点は念のため。

いや、でもリーマンショックのような事態が到来したら、一時的にしても多大な損失を抱えるでしょうから、それに耐えられるかどうか。一切目をつぶれば耐えられますが、人間、そう上手くはいかないものです。

最初は面倒かと思いますが、やはり基本の部分から考えてみると良いでしょう。少なくとも、足し算引き算が出来る学力があれば、すぐに慣れて簡単にできるはずです。


参考アセットアロケーションの見直しをしてみました





★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る