アクティブファンドや毎月分配形投信があったほうが投資の楽しみが増える

今後、NISA口座を活用して投資信託の積立を行おうという人から、ご質問を頂きました。今回の質問は、割と多くの人の興味・関心があると思います。管理人の感想を書きます。


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毎月分配型ファンドを含めたアセットアロケーションはどうでしょうか?

2017年3月:馬の骨様(男性・20代)よりのご質問

はじめまして。近いうちに、未経験から投資を始めようと思っている25歳の会社員です。

投資信託を色々と試してみたいと思い、インデックスファンド、アクティブファンド、毎月分配の3つのファンドを1つずつ、NISAを利用してSBI証券で合計50万円を最初に購入しようと考えています。アセットロケーションを考えて、次の3つにしぼりました。

iFree8資産バランス 30万円 インデックスファンド
朝日Nvestグローバルバリュー株オープン 10万円 アクティブファンド
財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型 10万円 毎月分配(再投資)




この3つのファンドに、毎月3万円、それぞれ1万円ずつ積み立てしたいと考えています。 紹介されていた「もっとお金の話がしたい」様のツールを使って出した数値です。

・コスト:0.74%
・リスク:13.99%
・リターン:6.15%
・地域: 先進国44.3% 日本32.5% 後進国23.2%
・資産: 株式47.5% 債券32.5% REIT20%



インデックスファンドを中心として、アクティブファンドや毎月分配ファンドがあったほうが投資の楽しみが増えると思い、この配分になりました。

しかし、将来の資産形成を考えると、低コストのインデックスファンドのみにするべきか、安全資産として日本債券の割合を高めるべきか考えています。 助言をお願いいたします。



 


ご回答:NISAの期間内であれば、まあそれも良しと思えますが・・・

ご質問いただきありがとうございます。資産クラスごとに個別の投資信託を購入して、それを組み合わせてアセットアロケーションを構築するのではなくて、バランスファンドの複数保有で構築するなんて、けっこう凄いと思います。計算、面倒だったでしょ・笑。

しかし、地域の分散や資産クラスの分散もきっちりと効いていて、コストも十分に低コストに抑えられていて、全く問題ないと思います。

まだ20代ですから、今後40年間くらいは投資期間がある訳で、こんな早くから投資ができる人は、きちんとやれば大きな資産形成が可能だと思います。実に素晴らしい事です。




再検討すべきなのは、ご自身でも何となく気が付いておられる、財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型の部分でしょう。

この投資信託は文字通り毎月分配型であり、現状はほとんど普通分配金が出ていると推定されます。NISA口座ですからその利益には税金がかからない点は良いとして、分配をもらう一方で積み立て投資をするのは、ちょっと意味の分からない行動になります。

ATMに行ってお金をおろしてから、別の日に同じATMで貯金をするのと同じような事をやる訳で、確かにそれを「面白い」と言えばそれまでですが、そんな事はやる価値のある事なのかな、というのが正直なところです。

しかしそれはあくまでも私がそう思うのであって、投資に楽しみを持ち込むのは何でもアリだと思います。否定するような事では、全くありません。十分にコストやリスクをコントロール出来ているのであれば、OKなのではないでしょうか。

ただし、NISAの期間が終了して一般の証券口座に移されたのちは、明らかに不合理な投資になります。毎月の分配金から2割の税金を引かれた後に再投資するのは、およそ「何が楽しくて投資しているのか」という事になり、ご自身よりも国家が大喜びすることになりますね。

日本債券の割合を高めるべきかについては、財産3分法ファンドの問題とは完全に別で、これはご自身のアセットアロケーションのリスクをどうするかという事になります。

既に計算したリスクの数値がご自分としては大きいと感じるのであれば、安全資産を増やすべきです。投資は順調な時は何も感じませんが、暴落が起きると非常に苦痛を感じます。そんな相場で、投資を止めにするようなことがないようにしたいものです。





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