投資において、時間の分散をどう考えればよいか?

インデックス投資と言えば、投資対象を分散するのと同時に、投資タイミングも分散している人が多数だと思います。今回はこれに対して、時間分散をしなくても良いのでは、と言うご質問です。

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時間的な分散は、どこまで有効なのでしょうか?

2017年7月:LRiver様(男性・30代)からのご質問

2017年5月にも別の件で質問させていただきました者です。投資信託でインデックス投資を行うにあたり、時間的な分散についてはどのように考えれば良いのか、堀田様のお考えを教えてください。

現在は分散投資のつもりで 投資対象を世界中に広げられるように、投資対象が広い株式やREITのファンド(信託報酬最低のインデックスファンドや、近年の大きな実績のあるアクティブファンド、共になるべく対象の広いもの)を選んでいます。

【アセットアロケーション
先進国海外株式:先進国海外REIT:日本REIT=1:1:1 現金を除く

時間を分散した投資


資産クラスが異常にハイリスクに偏っていますが、これについては暴落時のリスク管理のための債券ファンド採用も考えましたものの、それより現金比率を十分に高めて確実に無リスク資産として管理し、残りのリスクに晒す資産は全てハイリスクにするのが良いかと考えました。

株式やREITは互いの相関が高すぎて分散効果はあまりないと考えますが、それは許容と考えました。地域や対象の分散はこれで良いかと思っています。

(上記の現金比率がちゃんと高ければ)ですが、時間的な分散は果たしてどこまで必要なのでしょうか。

一定額を定期的に積立する投資によりドルコスト平均法が実践され、時間的な分散効果が働くということも理解できますが、一方で今、手元にある上記の投資可能な(リスクに晒せる覚悟と余裕のある)お金を銀行においておくよりは、とっとと全部投資したほうが良いものなのでしょうか。 (手元の現金比率は高いとして)

相場に買い時など存在しないと考えれば、投資していないのは機会損失な気がするのですが。 一度に投資して直後に大暴落した場合の心理的ダメージを覚悟/対処できるなら、それでもいいと堀田様はお考えになりますか。

それともやはりドルコスト平均法を(機会損失があれども)実践すべきなのでしょうか。よろしくお願いいたします。

(投資歴たった2年程度です。Brexit時に暴落を経験しましたがその時はそこそこの金額しか投資に入れておらず、直後に十分に買い増ししたためその後の利益はトランプ相場で大きく上がりました。その為、真の暴落時の経験が他の人よりないかもしれません。)




ご回答:どちらでも、好きなほうを選べば良いと思います

LRiver様、順調に投資をされていらっしゃるようですね。とりあえずはBrexitも経験され、株価が一瞬にして大きく下落する体験もされており、投資家として強いメンタルを鍛えられつつあるのかもしれませんね。

時間分散で行くか、一括の投資で行くかの選択


今回のご質問の答えは、簡単です。時間を分散しようがしまいが、現在投資しているアセットクラスの期待リターンは変わらないのですから、一括投資でも積み立て投資でも、どちらでもLRiver様のやりたいようにやれば良いと思います。

当サイトでは基本的に、投資の初心者を対象として質問と回答コーナーを運営しておりますので、初心者に対しては、本当に一括投資をして精神的に耐えられるかどうか、非常に心許ないと考えて、時間を分散するように勧めております。

しかし LRiver様に関しては、現金比率やアセットアロケーションを自分のルール通りに守って、不用意に無謀な投資をするようには見受けられないので、であればご自身の納得するようにやれば良いと思います。

投資も中級程度以上になると、あとはひたすらご自身の頭で考え、徹頭徹尾、自己責任の世界です。LRiver様は、すでにその辺りのゾーンに入る頃合いではないでしょうか。

同様の質問一括投資の方がドルコスト平均法の積立投資より良いのでは?





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