つみたてNISAやiDeCoを含むアセットアロケーションはこれで良い?

既にインデックス投資を開始したのだけれども、途中からiDeCoが始まり、そして来年からつみたてNISAも開始され、それらをミックスして口座の管理をしなくてはならない時に、資産配分に若干の迷いが生じた読者様からのご質問になります。


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つみたてNISA 、iDECO 、特定口座 の3本柱での運用を考えてみました

2017年10月:marco3様(女性・30代)からのご連絡

こんにちは。 以前から色々と質問でアドバイスをいただいたmarco3です。

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さて、最近私の楽天証券では2018年から開始予定の『つみたてNISA』の商品ラインナップがされてました。まだまだ先… と思いつつもついつい気になって、来年からの ・つみたてNISA ・iDECO ・特定口座 の3本柱での運用についてちょっと考えてみました。

『しょせんはインデックス投資を積み立てでやるだけの事ですから、実質的には1本立てです。別々の行き先の列車に乗っているのではなくて、インデックス投資という名の1つの電車に乗っているだけなのです。』 という以前の質問での回答で堀田様がおっしゃっていたように・・・と、ここで私の浅い知識の中でビックリすることが!

なんと『つみたてNISA』は商品は意外と限定されているということが(株式とかばかりで債券が見当たりません!) ということで、各口座の配分について色々と考えましたが、現状の「株式50:債券50」から「株式60:債券40」に変更しようと思ってます。

これに伴い、自分なりに考えたのが下表となります↓

★株式・債券の投資国の割合表(株式60:債券40)

種別 投資国 割合 金額
株式 先進国 35%  22,750 円
日本 15%  9,750 円
新興国 10%  6,500 円
債券 先進国 15%  9,750 円
日本 25%  16,250 円
新興国 0% 0円
集計 100%   65,000


★各口座の月額投資金額

投資口座 限度額
iDECO   23,000円
日本   33,000円
特定口座    9,000円
集計   65,000


★私の予定

口座 種別 投資国 銘柄 コスト
(税込み)
金額
iDECO 株式 日本 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.17%  6,000円
債券 日本 たわらノーロード 国内債券 0.16%  16,250円
債券 先進国 たわらノーロード 先進国債券 0.22%  750円
つみたてNISA 株式 先進国 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.21%  22,750円
株式 新興国 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 0.37%  6,500円
株式 日本 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.17%  3,750円
一般口座 債券 先進国 eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 0.18%  9,000円
集計 100% 0.18%   65,000


⇒①つみたてNISA ②iDECO ③特定口座 の順番に考えました。

・iDECOはスイッチングが可能、つみたてNISAは不可
・iDECO、つみたてNISAは非課税なので株式の方を優先して割り当てた方がいいのでは?
・つみたてNISAは商品が限定的なので先に決めた方が無難なのでは?

結果は

・リスクは10.59%から12.43%へUP
・リターンは5.01%から5.28%へUP



となりました。 ふとここで疑問が・・・

・リスクはそのまま、リターンを増やす
・リスクを減らして、リターンはそのまま



どちらかできないものなのか?と思っていじろうとしましたが分かりません。 株60債券40ということは決めましたが、その内訳(日本・先進国・新興国等)の比率は特にこだわりないです(というよりかむしろ、よく分からないです)

何か堀田様なりのご意見やお考えがあれば是非教えてください。 よろしくお願い致します。



お返事:何も問題はありません、このまま積み立てを淡々と実行するのみ

marco3様、ご連絡ありがとうございました。今回は、ご回答する事がほとんどありません。というのも、特段何も問題点が見られないからです。

ここまで出来れば、あとは淡々と実行するのみであり、なんら思い悩む必要はありません。先進国と新興国の比率も、現状のもので何も問題ありません。

リスクとリターンを気にされておられるようですが、基本的にこの部分、リスクとリターンは表裏一体のものですから、リスクが高くなるアセットアロケーションを組めば、リターンも高くなります。今回は株式の比率を高めたので、順当にリスクとリターンが高まったと考えて良いでしょう。

リスクをより低くして、リターンをなるべく高めにするような資産配分は、考えても無駄になりますので、これ以上はいじる必要もありません。

(株だけのポートフォリオに債券を入れると、リスクを低減しながらリターンを高める効果が有るのですが、今のようにしっかりと国際分散投資ができている場合は、これ以上やりようはありません。無理やりいじると、いびつなポートフォリオになります)

つみたてNISAを含むアセットアロケーション


唯一アドバイスできるとしたら、これはどなたにも言わなくてはならない事なのですが、今のように相場の調子が良いと、このまま永久に順調に資産が積みあがると勘違いしてしまう事が、危険なのではないかという事。

相場には絶対に必ず、「まさか」というものがあって、今後もリーマンショック級の大暴落がやってきます。いつかは全く予測不能ではありますが、やってきます。

その時に、株の比率が高い資産配分であれば、一時的に数年単位で、今まで積みあがった資産が半値にまで落ち込むことがあるという事だけは、頭の片隅に入れておいてください。

そしてもしもそのような事があったら、暴落を逆に楽しんで、暴落時にも今までと同様に投資をする事によって、痛手から回復した局面でのより大きな資産の増加を想像しながら、やり過ごすようにして下さい。

以上になります。これからの投資人生が楽しくて、実り豊かなものである事を願っております。





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