ベンチマークとの比較や、運用報告書についてなどの質問

今回は、三井住友・DC日本リートインデックスファンドの乖離問題についての質問に関連した、ちょっとした追加の質問です。投資の初心者の方には参考になると思います。


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投資信託とベンチマークの比較はどのようにすればよいでしょうか?

2018年1月:ZEP1100様(男性・40代)からのご連絡

自分が購入を検討している商品がベンチマーク対し、どのようになっているのか購入前に確認する方法はどのようにすればよいのでしょうか。

更に、投資信託を検討する際、信託報酬のみでなく実質コストも確認する必要があるとの事ですが、運用報告書は各ファンドの発行体から取り寄せる必要があるのでしょうか? ( 自分の保有しているファンドの運用報告書は証券会社で確認する事が出来るのですが…)




ご回答:たいがいの事は、モーニングスターを使うと確認できます

投資信託の比較は、モーニングスターを使うと便利

ご自身の買おうとしている投資信託が、ベンチマークに対して良い成績を収めているのか否か、そこは非常に気になりますし、最低限、チェックしておくべきポイントです。

当サイトでも、ベンチマークを上回るだの下回るだの言っておりますが、ほとんどはモーニングスターのサイトから情報を拾っています。例えば、運用成績が悪くて、最近ファンドマネージャーが交代になったザ・2020ビジョンの例を挙げて、ご説明しますね。

まずはモーニングスターの検索窓にザ・2020ビジョンを入れて検索をかけて、以下の画面にします。で、矢印のところに「比較ボタン」がありますので、クリックしてください。




すると次のような画面に遷移しますので、「指数一覧から探す」より、ちょうど「TOPIX」が出ていますので、ここにチェックを入れます。これで「比較する」ボタンを押すと、比較結果が示されます。




しかし、ザ・2020ビジョンの参考指数はTOPIXではありますが、これは配当を抜きにした数字になります。一方でファンドには配当金が含まれますので、これではアンフェアな比較になってしまい、真の実力が分かりません。

したがってこの場合は、配当込みのファンド同士の比較をしてやる必要があります。となると、TOPIXをベンチマークとするインデックスファンドと比べてみれば一発で実力が分かる訳で、ここでは例として<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドと比べてみる事にしましょう。

上記の画面のまま、次に「検索で探す」タブをクリックして、そのうえで以下のように、「換金手数料」とでも入れて頂いて検索ボタンを押すと、ニッセイのファンドが出てきます。ファンド名が異なることもあるのでそれに注意した上で「ニッセイTOPIXインデックスF」にチェックを入れて、「検索する」ボタンを押してください。




すると、2つのファンドと、最初に指定した指数(TOPIX)との比較チャートが出てきます。下記を見ると、ザ・2020ビジョンは配当抜きのTOPIXには勝ちますが、インデックスファンドには顕著に勝てているとは言えず、大して実力のないファンドだと分かります。




モーニングスターを使うと、このように色々と比較できるので便利です。ただし、指数を含めて、最大で5つまでしか比較できませんので注意してください。

また、何度も比較をやり直すときは、「比較する」ボタンの上に「リセット」ボタンがありますので、リセットボタンを押してから比較を再開してくださいね。


運用報告書はモーニングスター、あるいは検索でチェック

運用報告書や月報なども、モーニングスターからチェックする事が出来ます。上の項の最初の画面から、今度は「目論見書」のタブを押してください。




するとこのように、目論見書、運用報告書、月報などが出てきますので、チェックしたい資料をクリックすれば内容を確認する事が出来ます。




ただしファンドによっては掲載されていない場合もありますので、その場合は、例えば今回の例でいうと、「ザ・2020ビジョン 運用報告書」などと検索していただくと、容易に目指す資料を探す事が出来ますので、やってみていただければと思います。

なお、実質コストについては、投資のマニア的な人は大いに気にして良いと思いますが、それ以外の普通の人にとってはめんどくさい以外の何物でもないので、単純に信託報酬だけでコストをチェックするのでも構いません。





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