インデックス投資開始に向けての最後の確認など

これからインデックス投資をやっていこうという若者から、もう回答のしようがないなと思えるほどの緻密な計画に関してのご質問です。ここまできたら、あとはやってみて修正を入れてゆくのが現実的だと思います。どうぞご一読ください。


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認識などがあっているかご教示いただきたいです

投稿者:ウォンバットさま(30代・男性)2018年7月

はじめまして。老後の資産づくりのために資産運用を始めようとしているウォンバット(34歳男性独身)と申します。いつもありがたく勉強させていただいております。インデックス投資の勉強暦は1ヶ月ほどで、本サイトのQAは一通り読みました。


▼資産運用の計画状況

本サイトのQAや本、他サイトの情報などをもとに、アセットアロケーションはおおよそ固まってきています。生活防衛資金を300万ほどで考えており、投資資金が下記の通り計900万あります。投資信託にまわすだけでなく保険の見直しも実施予定です。

口座開設は済んだ(SBI証券楽天証券マネックス証券)ので、今月から1年ほど月10万
で積立インデックス投資をし、来年下記の原資を随時投入していく予定です。

下記資金を一旦個人向け国債などにうつそうかと思いましたが、状況をみてリスク許容度が
見極められたら早めに資金投入したいので一旦そのままにしておくことにしています。

・iDecoは使えません(企業型確定拠出年金がマッチング拠出ありで運用中。アセットアロ
 ケーションに近い商品に見直し済み)。
・NISAは現在の株高値の世界経済状況を考えたら5~6年後には損失が出て最終的な税金が
 増える可能性が高いと思っており使いません。ただ、近々リーマンショックのような
 素人にもわかる暴落がおきたらその翌年からはじめてみるつもりです。
つみたてNISAは使いたいですが、現在の月額投資予定額が33000円以上であること
 と、始まったばかりの制度なので一年ほど様子見する予定です。
・投資資金
 -普通預金約500万
 -財形貯蓄約100万(解約したいが会社のカフェテリアプランで積立できるので
  どうするかもう少し検討する予定)
 -無配当一時払い終身保険100万(解約しても元本割れしない年数が経って解約時払戻金
  が65歳時118万で利率が低いので解約予定)
 -積み立て型個人年金保険約200万(65歳までの支払いが1018万で、その後10年間で計
  1312万が戻ってくる(約129%)。一括受取は可能だがその金額は契約書に記載がなく
  1312万より少ないと思われるので、これも解約予定。ただ、現在の払い戻し金額で
  20万ほど元本割れする見込みだが、元本割れしないのが44歳(10年後)でありインデッ
  クス投信にまわさない機会損失が大きいので、なるべく早く解約してインデックス投資
  資金に回す予定)
・後述しますが今考えているのアセットアロケーションはリスク12.61、期待リターン6.03
 で、2標準偏差クラスの暴落が3年続いた場合に、1000万が530万ほどになることは試算
 済みです。数年でやめるわけではないので現時点ではそれで問題ないと見込んでおりますが
 45歳、55歳あたりにはリスク資産を減らすアセットアロケーションに見直す予定です。




▼質問1
私の資産運用計画で何か気になる点や、理解があっていない点があればご指摘いただけないでしょうか。


▼質問2
ポートフォリオを組む下記2つの方法のアセットアロケーション見直し時におけるメリットデメリットの認識があっているかご教示いただきたいです。本サイトのQAに似た質問がなかったと思いますが、もしあったらすみません。

 ①バランスファンド(※今考えているのはeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
  ですので、信託報酬などのコストは個別ファンドの組み合わせより安い)
 ②個別資産クラスファンドの組み合わせ
  eMAXIS Slim国内株式(TOPIX) 12.5%
  eMAXIS Slim先進国株式インデックス 12.5%
  eMAXIS Slim新興国株式インデックス 12.5%
  eMAXIS Slim国内債券インデックス 12.5%
  eMAXIS Slim先進国債券インデックス 12.5%
  iFree 新興国債券インデックス 12.5%
  Smart-i Jリートインデックス 12.5%
  Smart-i 先進国リートインデックス 12.5%

両者を、アセットアロケーション見直し方法という観点で比較した場合、下記のように認識しています。

 →②個別ファンド組み合わせが有利。ノーセルリバランスと同じ方法で変更後の
  アセットアロケーションに近い比率への見直しがしやすい。さらに、例えば
  将来リスク資産を減らすアセットアロケーションに変更する場合に新興国株式
  などの一部の資産クラスだけを塩漬けにすることや、一旦複数の資産クラスを
  使って損益通算するなどの対応もできるなどの節税方法がある。
  バランスファンドの場合、売り切って買いなおしする(一旦含み益分の税金払う
  ことになる)か、個別ファンドを買い足すかだが、比率調整が個別ファンドの
  組み合わせより相当しづらく、節税しづらい。

できればバランスファンドを選択したいと思っているのですが、10年毎位にはアセットアロケーションの見直しが必ず必要(段々リスクを落とす)だと考えており、資産運用開始前に方針を固めておくべきと思い上記どちらを選ぶか迷っています。

以上、よろしくお願いいたします。


ご回答:正直、このレベルに到達すればどっちでも良いです

ウォンバットさま、当サイトに質問をいただきまして、ありがとうございます。インデックス投資を勉強して1ヵ月でここまで理解されるという事は、相当勉強の出来る人で、なおかつ緻密な性格の持ち主だと思います。インデックス投資にはピッタリですね。

今回のご質問に関しては、一言で終わってしまいます。「もう、お好きなようにやっていただいて構わない」と。そのくらいの状態であり、私がどうこう申し上げるような事はありません。仮にあったとしても、ほとんどどうでもよいような些末な話しになってしまいます。




お便りを拝読すると、性格的には投資を開始したのちも色々と「いじり回したくなる」タイプのような気がするので、バランスファンドでは退屈を凌ぐことができないような気がします・笑。リバランスを考えると、個別ファンドの方がだんぜんやり易いとも思います。

また、日本債券クラスに関しては、価格上昇よりも金利が上がって価格が下落するリスクの方がはるかに高いという事から、個人向け国債10年物で代用するという手もあります。信託報酬がかからない分、お得と言えばお得です。

どうしてもバランスファンドで対応したい場合は、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)に投資をして、加齢とともに個人向け国債のみを買い増してやり、リスクを下げて行けば宜しいのではないでしょうか。売却する事など、出口の段階でしか必要は無いと思います。

節税の事を気にされている点に関しては、様子見などするのではなくて、最初からつみたてNISAは利用したら宜しいのではないでしょうか。

いずれにいたしましても、私にご質問頂くよりも、次のステップとして実際にやってみる段階に来ていると思います。今後は長期投資の中で大暴落でも経験して頂くと、「強い投資家」に成長できると思います。

それと、大暴落を体験すると、本当の自分のリスク許容度を理解できるようになります。案外、歳と共にリスクを下げるなど必要ないと思うかもしれません。あまり投資を始める前から、自分を縛るような事は考えすぎなくても良いような気もします。

いずれにせよ、今後20年30年と投資をして頂いて、資産を着実に増やしていかれると良いでしょう。どんなことがあっても、投資を止めなければ(相場から退場しなければ)長期投資家です。投資の果実をしっかりと受け取っていきたいですね。



追記:ご質問者様からお返事をいただきました(^^♪

先日の質問について、早速ご回答を頂きありがとうございました。大きな理解不足がなく、安心しました。早速積立投資の設定をしました!

堀田様のおっしゃるとおり性格的には色々といじりたくなる気がしているので、特定口座でバランスファンドではなく個別資産クラスごとの積立設定をしました。

リスク許容度についても、「半値になっても儲かる「つみたて投資」」の内容からすると出口管理だけちゃんとやっておけばむしろ値動きが大きい方が最終的な資産が増える可能性が高いことを理解していますので、暴落ラッキーくらいの感覚になりそうな気はしております。

つみたてNISAについてはおっしゃるとおり様子見の意味があまりないなと思いましたので、開設した3つの口座の1つをつみたてNISA口座にする手続きを始めました。こちらについては、リバランスの手間を抑えたいので8資産均等のバランスファンドとする予定です。

資産運用の勉強を始めた当初は、インデックス運用ではなくアクティビストファンドを薦めるようなサイトの情報を信じてしまうところだったので、本サイトに出合えて本当に運がよかったと思っております。

私はSEなのでWebサイトの管理の大変さなど理解しております。大変だと思いますが是非末永くサイト運営されることを願っております。





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