NISA枠内で投信とETFを積み立て投資したい

長期分散投資で積み立て運用を開始されている方から、NISAに関するご質問をいただきましたので、ご回答いたします。

投資信託質問コーナーへ
ご質問等は、コチラのお問い合わせフォームをご利用ください

NISA枠内でノーロード投資信託を積み立てるメリットは?

2015年1月:パン屋様(男性・30代)よりのご質問

先日質問させていただきましたパン屋です。
(⇒分配金を投資に回す間違いについて・2014年12月)

NISAの枠内でノーロードの投資信託積み立てをする メリットはありますでしょうか?

売る事は考えてなく、積み立てのみで運用しようと考えております。NISA枠はETFで売買する方が、手数料がかからなく メリットがあるのではと思っております。

投資信託は月3万積み立て、ETFは10万程度売買 しようと考えております。 アドバイスございましたら、お願いします。

 



ご回答:投資信託でもETFでもメリット大

NISAのメリットは、投資の利益に対して無税になること

ご質問ありがとうございます。

NISAですが、とにかく最大のメリットは、投資して得られたキャピタルゲイン(値上がり益)やインカムゲイン(配当金や分配金)に対して、一切の税金がかからない点にあります。

この増税の世の中で、国家が自ら、「税金を支払わなくていいですよ~」と言っているわけですから、こんなに美味しい話に乗らない手はありません。まさに、「国策に売り無し」の相場の格言通りの世界です。


(タレントが可愛いので貼りつけました・笑)


NISAの仕組みなどについては、マネックス証券のNISAセミナーを取材した時の記録が有りますから、あらためて、目を通しておいてください。

ファイナンシャルプランナー・廣瀬知子氏解説の、NISA活用法



NISAを利用する時の注意点

利益が出たら無税になるのは美味しいものの、「じゃあ利益が出なかったらどうなるのか?」という視点も大切です。

損失が出た場合、通常の証券口座では損益が通算されて、口座内のトータルで利益が出ない時は税金が課されませんが、NISAで損して一般口座で利益が出た場合は損益通算されませんから、一般口座でしっかりと税金を取られます。

つまり、NISA枠内では、出来る限り利益が出そうなものを投資すべきだと考えることが出来ますね。そういう意味では、NISA枠内では安全資産である、国内債券クラスを積み立て投資するというアイデアも有りますので、投資の参考にして下さい。

なおこの考え方とは逆に、リターンが出て無税になるのであれば、リスクを取って大きなリターンが出やすい、先進国株新興国株に投資すべきだとの考え方もあります

それはそれで筋の通った話であり、どちらが正しいという類のものではありません。リスク許容度の高低に応じて、各人各様になると思います。

付け加えて、NISA枠内はリバランスが難しいです。というのも、購入金額トータルで年100万円までしか利用できないですから、リバランスのためにいったん売却すると、枠をすぐに使い切ってしまう恐れもあります。

であるならば、NISA枠内では自動的にリバランスしてくれるような投資信託、すなわち、バランス型投資信託で積み立てをするというアイデアも有ります。信託報酬の安いバランス型投資信託などを検討されても良いでしょう。

さらにもう一点。NISA枠での投資であっても、一般口座の分も含めて、トータルで、パン屋さまがお決めになったアセットアロケーションの範囲内で投資をなさるようにしてください

そうでないと何のためにアセットアロケーションを決めたのか、分からない事になってしまって、結局投資なら何でもアリという事になりかねません。





ETFであっても、売買手数料はかかります

ところで、NISA枠内であっても、ETFの売買手数料はかかります。上述したように、一度購入したら5年間は売ることなくホールドしたほうがメリットを活かせるかと思いますが、仮に買いだけでなくて売りもしなくてはならないとしたら、売買手数料分だけ損します。

であるならば、最初から買いも売りも両方とも手数料が一切かからない、カブドットコム証券のフリーETF を活用されることをおススメします。



★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る