暴落を考え、日本株投信をリバランスすべきか?

積み立て投資を始めたものの、比率の高い日本株の部分が暴落してしまったらどうしようかと気になっておられる投資家の方から質問が有りましたので、下記ご回答差し上げました。

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日本株暴落を考えると、ひふみ投信をリバランスするか悩む

2015年2月:いぃさん様(男性・年代不明)よりのご質問

管理人様 以前、ユニオンファンドを解約すべきかについて、アドバイスを頂いたものです。 ユニオンファンドにつきましては、管理人様のアドバイスがとても役立ちました。その後も、貴HPを参考に投資を行っており、管理人様には心より感謝しております。

以前質問させて頂いた時期(おそらくは1年程前)より本格的に投信の積み立てを開始しました。 内容は

セゾンバンガード・グローバル・バランスファンド:\30000/月
結い2101:\10000/月
ひふみ投信:\10000/月

となります。 セゾンをコアとし、結い・ひふみを、サテライトと考えて始めました。結い・ひふみの最低積み立て金額が\10000からとなっており、日本株のアクティブファンドの比率が全体投資額の2/3となっています。

セゾンについては、地球まるごとの経済成長にお金を乗せ、結い・ひふみについては、投資先の企業選択にあたっての理念に共感し、投資をしています。

質問の本題なのですが、現在日経平均が\20000に近づき、結い・ひふみについては、右肩上がりのリターンです。ただ気になっているのが、ひふみの基準額の上がり下がりが日経平均に連動している印象が強いと感じてしまいます。

具体的には、スマホのアプリで日経平均を毎日(なにげに)観察しているのですが、ひふみ投信の基準価格の上下(プラスであったかマイナスかなど、SNSでの配信)が同じように感じてしまうのです。

現在は、日経平均がいい感じで上がってますが、アベノミクスが人為的に作ったバブルのような気がしながらも、注意しながら見守っています。

もしも、現在の株価上昇がバブル的なものとして、何かの拍子にはじけた場合(大きな暴落があった際)ひふみをはじめ、結いなどの日本株式へ投資したファンドの基準価格も大きく基準価格を落とすのではないかと危惧してしまいます。

上記のような心配は、アセットアロケーションをきちんと考えていれば、問題の無い事かと思います。ただ、結いやひふみについては投資理念への共感が強く投資を始めたため、複雑な思いです。

私のアセットアロケーションは日本株式ファンドへの比率が高いと思いますが、現時点でのリバランスは必要であるかなど、アドバイスを頂けたら幸いです。 長文になってしまい申し訳ございませんでした。


 


ご回答:リバランスでなく、アセットアロケーションの見直し

積み立て途中にアセットアロケーションを変更するのもアリ

いぃさんさま、前回のご質問以降、きちんと有言実行で投資をなさっておられて、とても素晴らしいと思います。まずは拍手ですね。

積み立て投資
(注・この方が当サイトの管理人と言う意味ではございません)


今回、リバランスするかどうかお悩みのようですが、リバランスというのは、すでに決定したアセットアロケーション(資産配分比率)を元に戻す事を言うのであって、日本株の比率を下げてしまうというのは、アセットアロケーションの見直しになります。

ご自身のリスク許容度を考えていただいた上でアセットアロケーションを決定するのが本来ではありますが、そうは言っても実際にやってみて初めて実感することも多いですから、もしも今回アセットアロケーションの見直ししたとしても、特に問題は無いと考えます

理念に共鳴したものの、実際にひふみ投信や結い2101をこのペースで購入した場合、暴落など万が一資金が目減りする事態に直面した場合、ご自身のリスク許容度を超えると直感されたわけで、これは見直しを検討してみても良いと思えます。


ひふみ投信と指数との対比&今後の対処

いぃさんさま、よく基準価額の推移をご覧になってますね。ひふみ投信と日経平均株価、JASDAQの値動きと比較してみました。

●過去5年間での値動き
ひふみ投信と日経平均とJASDAQの値動き比較(過去5年間)


●過去1年間での値動き
ひふみ投信と日経平均とJASDAQの値動き比較(過去1年間)


ひふみ投信は長期で見た場合、JASDAQとかなり近い値動きになっており、JASDAQ連動のETFが登場したら代替えできると思っていましたが、ここ3か月くらいはガラッと変わって、日経平均に連動しています。

大型株が主導する大相場の到来を、まるで予測していたかのような動きに、管理人は脱帽と言いますか、運用手腕が凄すぎるとため息が出ますね。

個人的には凄いファンドだと思うわけですが、いぃさんさまからすると、アセットアロケーション全体としてのリスクを気にしておられるわけで、人によって捉え方が異なるのも、投資の面白いところですね。

理念に共鳴しつつもひふみ投信への投資割合を減らす方法、実は有ります。それはSBI証券などのネット証券で購入できる、ひふみプラスに切り替えれば良いですね。

そうすれば、月額500円からの投資信託積み立てが可能になりますので、リスク許容度に応じた投資が可能になります。

ひふみ投信もひふみプラスも、同一のマザーファンドファミリーファンド形式で投資しており、中身は同一です。この対応により、今のお悩みを解決できます。

ひふみ投信への資金の投入量を減らす一方で、安全資産である日本の債券や先進国の債券の割合を、少し増やしてみてはいかがでしょうか?

国内債券型ノーロード投資信託のページ、及び先進国債券型ノーロード投資信託のページを参考にしていただいて、信託報酬の安いインデックスファンドを追加で投資することによって、アセットアロケーションのリスクを減らすのも良いかと思います。


 


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