DCやNISAでの資産形成時に資産配分について

老後の年金に不安を感じて、自助努力でも資産を増やして、その不安を少しでも解消しようという、前向きな姿勢の方からのお問い合わせをいただきました。

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資産配分について、これで大丈夫でしょうか?

2015年6月:tawawa 様(性別・年代不明)よりのご質問

この度老後の年金に不安を覚え、確定拠出年金とNISAにありついた者です。色々な本やネットを読み、「低コスト」「分散投資」「コツコツ投資」という事だけはなんとなく分かりました。
 
今悩んでいるのは、確定拠出とNISAで積み立てていく予定です。確定拠出は23000円迄、NISAは17000円、合計4万にと思っています。そこでの資産配分についてです。

SBI証券での口座開設なのですが「インデックス」のバランスファンドが「コストが高め」と思っており 自分での青写真は以下のようにしようと思っています。。。


<SBI確定拠出>
・SBI TOPIX100(インデックス) 20%
EXE-iグローバル中小株         30%
EXE-i先進国株式             20%
EXE-i新興国株式             10%
・野村日本国債券(DC)          20%


あとはNISAにて 株式:債券 =25:75の「世界経済INDEX(債券75)
を購入 するか、迷っています。(DC+NISAで 株式:債券を 約半々にしたい為)

先生のご意見をいただけると在り難いです


 


ご回答:全く問題ありません、このまま前に進みましょう

tawawaさま、このたびご質問いただきまして、その内容を拝見するに、長期・分散・低コストの観点からしっかりと資産配分をお考えになっていて、実に素晴らしいと感じますとともに、特に問題点もなく、このまま着実に資産形成にまい進されるので、問題無いかと思います。

資産配分
(注:前進するイメージです。軍事オタクではありませんので誤解なきよう)


ご存知だと思いますが、DC(確定拠出年金)は引き出しが60歳以上にならないと不可能になる代わりに、掛け金は全額所得から控除されて(=所得が減るので納税額が減る)、受け取り時まで課税されないために福利効果も最大限に高まります。

NISAにおいては、利益が出た場合は全く納税しなくても良いというのですから、こんなにオイシイ話は利用しない手はありません。これらに着目されて、しっかりと制度を利用して少しでもご自身に有利に資産運用しようという姿勢は、立派です。

⇒詳しくチェック:確定拠出年金とNISAのメリット・デメリット


今回、SBI証券でDCを利用なさるという事で、東京海上日動のアクドイ401Kなんかではなく、きちんとしたDCで良かったと思いました。

SBI証券のDC向け商品のラインナップを見てみると、確かにバランスファンドは信託報酬が0.7%を超えていて、それより低コストな投資信託もあるのであれば、ご自身でアセットアロケーションを構築してゆくほうが賢明です。

日本株に関しては、TOPIX100に連動するタイプであり、分散と言う点を考えると若干問題はあるものの、これ以外にじゅうぶんな低コストファンドがない事から、やむを得ない選択だと思います。

世界経済インデックスファンド(債券シフト型)を活用して、DCとNISAトータルでの資産配分を債券と株式で半分ずつにするところなど、なかなか上手いと思いました。

時間的な猶予がたくさん残されているDCでリスク資産の割合を多くして、利益が出なければ使う意味が無いNISAにおいて安全資産の割合を多くするという設計にされており、ちょっと上手すぎるとも感じました・笑。

今後の注意点としては、気が向いたときに自由気ままにリバランスすることは制度上難しいので、年に一度のリバランスには少し注意を払う事でしょうか。

今のような絶好調の相場においても、調子に乗らずにご自身のリスク許容度をシッカリと考えた結果だと思いますが、株と債券の割合もバランスが取れていて、言う事無しですね。

今後何度か相場が大きく下落して、慌ててしまう事もあるでしょうが、じっくりと腰を据えて資産形成なさればと思います!






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