りそな銀行の企業型確定拠出年金について徹底的に解説します

りそな銀行の企業型確定拠出年金のラインナップの情報をお持ちの方は、こちらから管理人までご連絡をお願いいたします。情報をお寄せいただければ、りそな銀行の企業型確定拠出年金について、更に具体的に評価してまいります。



本ページでは、りそな銀行が展開している企業型確定拠出年金について、その中身を詳しくチェックしています。りそな銀行の個人型確定拠出年金(iDeCo)については、リンク先をご覧下さい

りそな銀行の企業型確定拠出年金

(2019年7月11日更新)


本ページに記載した内容の目次になります。上から順番にご覧いただくほうが分かりやすいとは思いますが、お時間の無い時などは、関心のある部分に直接飛んでください。

りそな銀行の企業型確定拠出年金のラインナップ(読者Aさまの事例)
りそな銀行の企業型確定拠出年金のラインナップ(読者Bさまの事例)
どれか「おススメを教えて欲しい」と言う事であれば・・・


 


りそな銀行の企業型確定拠出年金のラインナップ(読者Aさまの事例)

今回は、当サイトの読者様から、情報をお寄せいただきました。りそな銀行の企業型確定拠出年金のファンドラインナップについては、りそな銀行の以下のページに、全商品一覧が掲載されていますので、興味あればご覧下さい。

https://www.resona-tb.co.jp/401k/products/corporate01.html


上記の多数のファンドの中から、りそな銀行と企業型確定拠出年金の導入する勤務先との間で協議が行われて、実際の運用商品が決まります。今回情報をお寄せいただいた方の勤務先では、以下のような商品が選定されています。

このような具体例を見ると、りそな銀行がボッタクリ商品ばかりでラインナップするのか、あるいは良心的な商品選びをするのか、企業姿勢が見えてきます。

今回の情報から当サイト管理人が判断しますと、りそな銀行はかなり良心的なファンド選びをしていると言って良いでしょう。あるいは勤務先の担当者に投資の知識があったのかもしれません。全体的に、シンプルにまとまっています。

(区分はI=インデックスファンド、A=アクティブファンド
投資先 区分 ファンドなどの名称 税抜き
信託報酬
運用会社
日本株式 I 年金インデックスファンド日本株式(TOPIX連動型) 0.169% 日興アセットマネジメント
A リサーチ・アクティブ・オープン(確定拠出年金向け) 1.02% 野村アセットマネジメント
ラッセル・インベストメント日本株式ファンド(DC向け) 1.43% ラッセル・インベストメント
先進国株式 I DCダイワ外国株式インデックス 0.25% 大和証券投資信託委託
A フィデリティ・グローバル・ファンド 1.73% フィデリティ投信
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) 1.33% ラッセル・インベストメント
新興国株式 なし
日本債券 I 三菱UFJ FC国内債券インデックスファンド 0.16% 三菱UFJ国際投信
先進国債券 I DCダイワ外国債券インデックス 0.23% 大和証券投資信託委託
新興国債券 なし
国内REIT なし
外国REIT なし
バランス型 I ダイワ・ライフ・バランス30
ダイワ・ライフ・バランス50
ダイワ・ライフ・バランス70
0.18%
0.20%
0.22%
大和証券投資信託委託
マイバランス30(確定拠出年金向け)
マイバランス50(確定拠出年金向け)
マイバランス70(確定拠出年金向け)
0.18%
0.20%
0.22%
野村アセットマネジメント
預金 りそな据置定期預金フリーポケット401k 金利:0.01%
三井住友信託DC定期(固定金利型)5年
三菱UFJ銀行確定拠出年金専用5年定期預金
みずほDC定期預金(3年)
保険 ニッセイ利率保証年金 (5年保証/月設定) 日本生命


基本的には低コストのインデックスファンドを利用して、ご自身の理想のアセットアロケーションを組み立てて、老後までの資産運用をしていくと良いです。バランス型ファンドを利用する場合は、理想のアセットアロケーションに近いかどうかを見ると良いでしょう。

確定拠出年金関連の他のページでもさんざん記しておりますが、20年30年と超長期で投資する事になる確定拠出年金口座では、通常よりもとりわけ、コスト意識を高めてください。

上記の表の中で最もコストのかかる(信託報酬1.73%)のフィデリティ・グローバル・ファンドなど、仮に30年間投資したとすると、恐ろしい事に累計で51.9%ものコストがかかります。この分、あなたの投資元本を食い潰す可能性もある訳で、そのような投資信託は選んではいけません。

実際にリンク先を見て頂くと、コストがリターンを食い潰しているのか、フィデリティ・グローバル・ファンドの運用成績はとんでもなく悪いです。本項では、そのようなアクティブファンドの運用成績をチェックします。

なお、フィデリティ・グローバル・ファンドのように、一覧表にリンクが設置されているものについては、リンク先で評価解説しておりますので、そちらでご確認ください。本項では、現時点でリンクの無い、以下の2ファンドを簡単に評価します。


 


リサーチ・アクティブ・オープン(確定拠出年金向け)の実力をチェック

リサーチ・アクティブ・オープン(確定拠出年金向け)の実力をチェックします。ベンチマークTOPIXと、ファンドのリターンを比較した図が、下記になります。

リサーチ・アクティブ・オープン(確定拠出年金向け)


これだけ見ると、ベンチマークを大きく上回るリターンを残せていると見えてきます。しかし、ベンチマークは配当落ちした指数なのに対して、ファンドのリターンには配当が含まれているという、比較にならない比較をしています。

そこで、同じくりそな銀行の企業型確定拠出年金で運用されている、超低コストの年金インデックスファンド日本株式(TOPIX連動型)と、リターンを比べてみます。ついでに、次に実力チェックをするラッセル・インベストメント日本株式ファンド(DC向け)も加えました。

リサーチ・アクティブ・オープン(確定拠出年金向け)とインデックスファンドとのリターン比較


結果を見ると、大きく買っているように見えたリサーチ・アクティブ・オープン(確定拠出年金向け)が、直近3年ではインデックスファンドをも大きく下回る成績になっている事が分かります。

ただし10年間の年率換算ではインデックスファンドよりは良く、要するにだいぶ以前は成績優秀なアクティブファンドだったのが、ここ数年は成績が振るわないという事になります。

アクティブファンドは長期的にはインデックスファンドに負ける事が大半なので、一時的に成績が良く見えたとしても、超長期の投資ではとにかくインデックスファンドを選ぶ事が重要かと思います。


ラッセル・インベストメント日本株式ファンド(DC向け)の実力をチェック

ラッセル・インベストメント日本株式ファンド(DC向け)のベンチマークは、きちんと配当込みとしているTOPIXになります。この点は良いのですが、肝心の運用成績は、設定来でベンチマークに負けている状況です。

ラッセル・インベストメント日本株式ファンド(DC向け)


一つ上で、年金インデックスファンド日本株式(TOPIX連動型)とリターンを比べられるようになっているので、もう一度、それをご覧下さい。あえて、 ラッセル・インベストメント日本株式ファンド(DC向け)を選ぶ利用など無い事が分かると思います。



りそな銀行の企業型確定拠出年金のラインナップ(読者Bさまの事例)

こちらは、Bさまからご連絡頂きました、別の企業にお勤めの方の、りそな銀行の企業型確定拠出年金のラインナップです。

こちらも低コストのインデックスファンドが中心となったラインアップとなっており、非常に好感が持てます。りそな銀行は、割と良心的な企業の様です。

また、こちらでは確定拠出年金向けの超低コストのインデックスファンドシリーズである、「りそなDC信託のチカラシリーズ」で揃えてきています。これも高評価ですね。(りそなDC信託のチカラシリーズは、近日中に評価記事を書く予定です)

アクティブファンドに関しては2本ラインナップされており、それぞれの評価についてはリンク先ページでご確認ください。


(区分はI=インデックスファンド、A=アクティブファンド
投資先 区分 ファンドなどの名称 税抜き
信託報酬
運用会社
日本株式 I りそなDC信託のチカラ日本の株式インデックスファンド 0.18% りそな銀行
A フィデリティ・日本成長株・ファンド 1.53% フィデリティ投信
先進国株式 I りそなDC信託のチカラ海外の株式インデックスファンド 0.21% りそな銀行
A ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) 1.33% ラッセル・インベストメント
新興国株式 I 野村新興国株式インデックスファンド (確定拠出年金向け) 0.56% 野村アセットマネジメント
日本債券 I りそなDC信託のチカラ日本の債券インデックスファンド 0.15% りそな銀行
先進国債券 I りそなDC信託のチカラ海外の債券インデックスファンド 0.20% りそな銀行
新興国債券 なし
国内REIT DC・ダイワJ−REITオープン 0.55% 大和証券投資信託委託
外国REIT なし
バランス型 I りそなDC信託のチカラ バランスファンド 株30
りそなDC信託のチカラ バランスファンド 株50
りそなDC信託のチカラ バランスファンド 株70
0.17%
0.18%
0.19%
りそな銀行
りそなDC信託のチカラ ターゲットイヤー2030年
りそなDC信託のチカラ ターゲットイヤー2040年
りそなDC信託のチカラ ターゲットイヤー2050年
0.42% りそな銀行
預金 りそな据置定期預金 金利:0.01%
埼玉りそな 据置定期預金
保険 スミセイDCたのしみ年金 5年
スミセイDCたのしみ年金 10年
利率保証型積立傷害保険 ねんきん博士(10年)
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どれか「おススメを教えて欲しい」と言う事であれば・・・

りそな銀行の企業型確定拠出年金において、どのファンドを選べば良いのかは、一人一人のリスク許容度によって大きく変わってきます。基本的に、お勧め商品など有りません。

特に金融の世界では、お勧め商品などを迂闊に聞いてしまうと、販売する側にとってメリットの大きい(つまり彼らの儲かる商品)を買わされる羽目になるとも限りません。

どれを選べば良いのかは、バランス型ファンドを選ぶ人も含めて、必ずご自身のリスク許容度をイメージしていただきつつ、アセットアロケーションの決め方のページを見て頂いて、決めてください。

なお、アセットアロケーションによってしっかりと管理された長期の国際分散投資の事を、インデックス投資と言います。それがどのような投資法なのか、インデックス投資の始め方のページも読んで頂くと良いでしょう。

「それでもどうしてもオススメを教えて欲しい」と言う事であれば、ノークレームにて、ダイワ・ライフ・バランス30か、マイバランス30(確定拠出年金向け)、あるいはりそなDC信託のチカラバランスファンドやりそなDC信託のチカラ ターゲットイヤーが宜しいでしょう。

それぞれ、安全資産である国内債券の比率が極めて高くなっており、その分、値動きがとてもマイルドであり、投資に慣れていない人でも耐えられる可能性が強いと思います。

ダイワ・ライフ・バランス30は、以下のように2005年の設定来からの14年ほどで基準価額は1.6倍になっており、年率換算では3.4%のリターンです。

ダイワ・ライフ・バランス30


3.4%のリターンを高いとみるか低いとみるかはまさしくリスク許容度によって見方が分かれるところですが、確定拠出年金用の定期預金の金利が0.01%しかない事を考えると、十分すぎてお釣りが出るほどのリターンではないかと思います。


以上、りそな銀行の企業型確定拠出年金に対する評価でした。引き続き、りそな銀行の企業型確定拠出年金を利用している人がいらっしゃいましたらこちらから管理人までご連絡をお願いいたします。更に、評価を勧めてまいりたいと思います。


 


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