先進国ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジあり/為替ヘッジなし)愛称:未来の世界(先進国)・・・実績無いものに投資するバカがいる

先進国ハイクオリティ成長株式ファンド(愛称:未来の世界(先進国))は、2019年1月の設定以降、みずほ証券のみで販売されている投資信託です。

みずほ証券は、信託報酬が非常に高い投資信託を手数料もMAXで売りつける証券会社であり、本ファンドもそれと同様、買い付けに3%の手数料と、1.7%の信託報酬がかかります。

そして、売れば売るほどみずほ証券やみずほフィナンシャルグループが儲かるからか、新設ファンドで実績が無いにもかかわらず、2019年4月~5月までに大量の売りつけを行っており、以下の通り為替ヘッジありなしを含めて、多額の資金が集まっています。

先進国ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジあり/為替ヘッジなし)愛称:未来の世界(先進国)

名称 純資産総額
先進国ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジあり)愛称:未来の世界(先進国) 72億円
先進国ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)愛称:未来の世界(先進国) 845億円


先進国ハイクオリティ成長株式ファンド(愛称:未来の世界(先進国))は典型的なアクティブファンドなのですが、新規設定されて全く実績がないものを売りつけるほうも呆れてしまいますし、これを買う方もアタマがどうにかしています。

おまけに、運用が良いのか悪いのかを一目瞭然で判定できるベンチマークも参考指数も設定されていない欠陥ファンドです。

どうしてもこのファンドを買いたいという場合も、相場は逃げませんので、少なくとも2,3年程度は様子を見て、買っても良いと冷静に判断できるようになってからの買い付けでも全く遅くはありません。


(2019年5月28日追加)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


先進国ハイクオリティ成長株式ファンド(愛称:未来の世界(先進国))の基本情報

このファンドの基本的な情報

手数料と信託報酬で、5%以上ものコストがかかるのは、猛烈に高コストです。10年保有したら、元本の20%以上をコストで持っていかれます。投資家にとって、非常に不利な状況で運用しなくてはなりません。典型的に、金融機関を喜ばすファンドと言えます。

項目 コメント
購入手数料 3.0%(ノーロード投資信託ではありません)
信託報酬 年率1.7%(税抜)
信託財産留保額 0.3%
運用期間 2029年1月15日まで(2019年1月31日設定)
ファンド運用方式 ファミリーファンド方式
決算 1月14日
運用会社 アセットマネジメントOne株式会社・・・販売も運用も、みずほフィナンシャルグループです。売れば売るほど大きく儲かりますな。
販売 みずほ証券のみで販売。


このファンドのポートフォリオ

2019年4月末時点で、業種別、国別のポートフォリオは以下のようになっています。

先進国ハイクオリティ成長株式ファンド(愛称:未来の世界(先進国))のポートフォリオ


組み入れ上位10銘柄では、2位にイタリアの衣料品メーカーがランクインしているところがアクティブファンドらしいところです。

先進国ハイクオリティ成長株式ファンド(愛称:未来の世界(先進国))の組み入れ上位10銘柄



先進国ハイクオリティ成長株式ファンドに対する管理人の感想と評価

ベンチマークも参考指数も無く、投資家に「判断」させない投資信託

さて、先進国ハイクオリティ成長株式ファンド(愛称:未来の世界(先進国))に投資を考えた時に、本ファンドの運用目標が示されていないのが一番の問題点と言えます。

アクティブファンドなのですから、しっかりと運用目標たるベンチマークを設定して頂いて、しっかりとそれを上回る成果を出してもらわないと困ります。

本ファンドの場合、月報にMSCIワールドインデックス(米ドルベース・配当込み)の推移が描かれていましたので、個人投資家としてはそれをベンチマーク的に見ておくのが良さそうです。

もちろん、ドル建てでは意味が有りませんから、円建てのMSCIワールド指数と、定期的に比較をしてゆく事が大事です。以下、本ファンドの設定来の、指数とのリターンの比較です。

先進国ハイクオリティ成長株式ファンド(愛称:未来の世界(先進国))とMSCIワールド指数とのリターン比較


まだ3ヵ月少々の運用しかありませんから、指数よりも良いのか悪いのかは何とも判断が付きません。今後、1年以上の経過と共に、都度、比較していきたいと思います。今の時点では、雰囲気的に「あまり大きな期待は寄せられそうもないな」、くらいの感じです。

本項と直接的な関係はありませんが、MSCIワールド指数を参考指数にしているノーロード(手数料無料)のアクティブファンドに、iTrust世界株式(愛称:世界代表~勝ち組企業厳選~)なる商品があります。

そちらも指数に対して劣った成果しか出せておらず、今後はそれも含めて、比較チャートを作って、定期的にチェックしていく予定です。


運用成績の無い投資信託を買うという行為が意味不明

上記のように、運用が上手なのか下手なのか、全く判断不可能な状態の訳ですが、こんな状況で、この先進国ハイクオリティ成長株式ファンド(愛称:未来の世界(先進国))なる投資信託を買いつける輩が大量に発生しているのは、実に意味不明な事です。

ご覧のように、目論見書の運用実績の部分にも、軒並み「該当事項はありません」と記されています。つまり、運用がどうなっているのか分かっていません、という状態ですね。

先進国ハイクオリティ成長株式ファンド(愛称:未来の世界(先進国))の運用実績


で、こんな状態で本ファンドを数十万とか数百万とか買い付ける人がいるというのが、全く信じられません。ファンドマネージャーだって、いったいどこの誰だか分からないのです。

まるで、覆面をした人間と結婚しましょうと言っているようなものであり、命の次に大切なお金を、ここまで得体のしれない対象に投じてしまうという、マネーリテラシーの無さを嘆きたいと思います。

当サイトをご覧の皆様は、このような投資信託の買い付けは、絶対にやってはいけません。インデックスファンドの場合は、まず間違いなくベンチマークに連動していくのが予測が付きますので、新設ファンドに投資してもまあ良いのですが、今回のようにアクティブファンドでそれをやってはいけません。

みずほ証券のような会社がこれを勧めたとしても、その推奨自体が不適切に近いものであり、決して話しに乗ってはいけません。


 


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