時代遅れ感漂う、損保ジャパン日本興亜のiDeCoを見てみよう

本ページでは、損保ジャパン日本興亜が展開している個人型iDeCo企業型iDeCoについて、その中身を詳しくチェックしています。

ただ、今現在は企業型iDeCo情報が無い状態なので、ご存知の方は、こちらから管理人までご連絡をお願いいたします情報をお寄せいただければ、損保ジャパン日本興亜の企業型iDeCoについても具体的に評価してまいります。



iDeCo(イデコ)を制する者は人生を制する!」・・・しかしながら損保ジャパン日本興亜のiDeCoでは、完璧なレベルで制御するには少々心もとない状態です。

少なくとも、その商品を選ぶか選ばないかの選択権がある個人型iDeCoの場合は、損保ジャパン日本興亜以外の金融機関に当たるべきでしょう。その理由は本ページで詳しく述べます。

損保ジャパン日本興亜のiDeCo


(2016年11月26日追加)


なお損保ジャパンは、親会社にあたる損害保険ジャパン日本興亜と、子会社の損保ジャパン日本興亜DC証券の両方が、iDeCoの運営管理機関に登録されています。この両社はiDeCoの運営管理上は事実上同一なので、損保ジャパン日本興亜のiDeCoと表現して解説します。

下記は本ページに記載した内容の目次になります。上から順番にご覧いただくほうが分かりやすいとは思いますが、お時間の無い時などは、関心のある部分に直接飛んでください。


時代遅れ感が伝わる損保ジャパン日本興亜のiDeCoラインナップ←必見コンテンツ
損保ジャパン日本興亜の個人型iDeCoの、口座手数料の確認
損保ジャパン日本興亜よりも、もっと有利な金融機関を検討すべき


 


時代遅れ感がヒシヒシと伝わってくる、損保ジャパン日本興亜のiDeCoラインナップ

損保ジャパン日本興亜の現在のiDeCoのラインナップは、次の通りとなります。ここでは個人型の商品ラインナップを掲載しています。この品揃えは、一言で言うと「時代遅れ感」がそこはかとなく漂う、残念な状況です。

http://www.sjnk-dc.co.jp/ja/individual/products/index.html

(信託報酬は税抜き、区分はI=インデックスファンド、A=アクティブファンド)
投資先 区分 ファンドなどの名称 信託報酬 運用会社
日本株式 I インデックスファンドTOPIX(日本株式) 0.62% 日興アセットマネジメント
A 損保ジャパン・グリーン・オープン(愛称:ぶなの森) 1.5% アセットマネジメントONE
DIAM日本株式オープン<DC年金>(愛称:技あり一本) 1.54% 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント
先進国株式 I DC外国株式インデックス・オープン 0.8% 三井住友トラスト・アセットマネジメント
A 朝日Nvest グローバルバリュー株オープン 1.8% 朝日ライフアセットマネジメント
新興国株式 I インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 0.55% 日興アセットマネジメント
日本債券 A DCダイワ物価連動国債ファンド 0.4% 大和証券投資信託
I インデックスファンド日本債券 0.45% 日興アセットマネジメント
A 野村日本債券ファンド(確定拠出年金向け) 0.55% 野村アセットマネジメント
先進国債券 I ダイワ投信倶楽部外国債券インデックス 0.65% 大和証券投資信託
新興国債券 I インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券 0.52% 日興アセットマネジメント
日本REIT A 野村J-REITファンド(確定拠出年金向け) 0.95% 野村アセットマネジメント
外国REIT I DCダイワ・グローバルREITインデックスファンド 0.53% 大和証券投資信託
バランス型 A 野村DC運用戦略ファンド 0.80% 野村アセットマネジメント
ハッピーエイシング 20
ハッピーエイシング 30
ハッピーエイシング 40
ハッピーエイシング 50
ハッピーエイシング 60
1.62%
1.45%
1.28%
1.11%
0.94%
損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント
保険 確定拠出年金傷害保険 損害保険ジャパン日本興亜


 


具体的に、ラインナップのダメなところを指摘

パッと見では、各資産クラス共に、ほぼインデックスファンドとアクティブファンドの両方を品揃えしていて、好感が持てるような気分になります。(⇒参考:インデックスファンドとアクティブファンド

が、資産運用の核となるインデックスファンドをよくよく眺めてみると、全てにおいて一世代前のコスト水準で取り残されたような、出涸らし感の漂う古臭いインデックスファンドしか揃っていません。

損保ジャパン日本興亜のiDeCoラインナップ


例えば、日本株に投資する場合、損保ジャパン日本興亜では信託報酬0.62%のインデックスファンドTOPIX(日本株式)を選ばざるを得ませんが、今なら0.18%と3分の1以下の安さのニッセイTOPIXインデックスファンドが選べる時代です。

外国株においても同様で、損保ジャパン日本興亜では信託報酬0.8%のDC外国株式インデックス・オープンなどをラインナップしてきていますが、やはり今では4分の1のコスト、0.2%のニッセイ外国株式インデックスファンドが買える時代です。

基本的にインデックスファンドは、運用でよほどのヘマをやられない限りは、コストを低くすればするだけリターンが増えます。という事は、こんな時代遅れの高コストインデックスファンドなんて買う必要は皆無です。損保ジャパン日本興亜など、使う必要はありません。

インデックスファンド日本債券なんてのも酷いですね。マイナス金利のこのご時世、信託報酬0.45%も取られるインデックスファンドなど、論外です。こんな品揃えを放置しておくとは、意味が分かりません。

NOMURA-BPI総合をベンチマークとするニッセイ国内債券インデックスファンド(信託報酬0.15%)があるご時世、野村日本債券ファンド(確定拠出年金向け)(同0.55%)も含めて、コストの高いファンドなど、次のリターン比較を見ると一目瞭然で、全く不要です。

インデックスファンド日本債券と、より低コストな投資信託とのリターンの比較


投資信託選びで最も大切なポイントは、コストです。コストを低くすると、上の図でもわかる通り、あなたのリターンを確実に押し上げます。

コストを高くしたらどうなるかというと、あなたの利益が減って金融機関のリターンを押し上げます。市場平均(=インデックスファンド)を上回る成績を目標にするアクティブファンドなど、大半がインデックスファンドに負けますので、余計なファンドは選んではなりません。



損保ジャパン日本興亜の個人型iDeCoの、口座手数料の確認

損保ジャパン日本興亜の個人型iDeCoを利用するとしたら、上記の投資信託の信託報酬以外のコストとして、次の通りの個人型iDeCo口座の利用手数料が発生します。

このコストについては、損保ジャパン日本興亜の手数料は他の金融機関と同様か、ごくわずかに安いくらいになっています。

加入手数料(初回のみ) 管理手数料 受給時の手数料
加入者
(積み立て中の人)
運用指図者
(積み立て終わった人)
2777円 491円/月 349円/月 432円/回



損保ジャパン日本興亜よりも、もっと有利な金融機関を検討すべき

上記の通り、損保ジャパン日本興亜の個人型iDeCoなどは利用するに値しない事を見てきたわけですが、では一体どの金融機関が良いのかというと、当サイトでは、SBI証券楽天証券マネックス証券イオン銀行の4つしか選択肢は無いと思っています。詳しくは、下記のページをご覧ください。

企業型iDeCoを利用せざるを得ない場合は、会社に労働組合がある場合は組合と協議のうえ、会社に対して、運用者が不利にならない品揃えを要求すべきでしょう。

組合が無い場合は企業型iDeCoの管轄の部署に要請してみてください。そしてせめて、各資産クラスにインデックスファンドをラインナップするように要請してみて下さい。

会社や運営管理機関に全くやる気が見えないようならば、今回チェックしたラインナップは明らかに投資家の不利益に直結する重大な事態ですから、iDeCoを管轄する厚生労働省と、金融商品を管轄する金融庁に対して、業者を指導するように要請すべきだと考えます。


参考:良質なサービス多数!個人型iDeCo(イデコ)完全比較

厚生労働省の問い合わせ窓口
金融庁に苦情を申し立てる事の出来るページ


 


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