Smart-i先進国債券インデックス・・・コストは安いが、もう終わってる

Smart-i先進国債券インデックスは、FTSE世界国債インデックス(除く日本)ベンチマークとする、信託報酬0.19%の先進国債券インデックスファンドです。

りそな銀行グループが2018年開始のつみたてNISA用に作ったSmart-iインデックスシリーズのうちのファンドで、2017年8月29日に運用が開始されています。為替ヘッジの有無により以下の2本に分かれますが、中身的には同じファンドなので、本ページにて解説します。

・Smart-i先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)
・Smart-i先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)


Smart-i先進国債券インデックス


なお、つみたてNISA用のインデックスファンドシリーズとはいえ、実際のつみたてNISAでは株式投資信託以外は同制度を利用できませんので、本ファンドは通常の証券口座にて買い付けする事になります。

(2017年12月30日追加)


 


Smart-i先進国債券インデックスの基本的情報

購入単位SBI証券にて最低100円より積み立て購入可能。
信託報酬年率0.19%(税抜)
信託財産留保額:ありません
決算:年1回(5月25月)
資産配分比率:ポートフォリオは以下の通りです。(2017年11月30日時点)


●為替ヘッジなしタイプのポートフォリオ

Smart-i先進国債券インデックスの為替ヘッジなしタイプポートフォリオ


●為替ヘッジありタイプのポートフォリオ

Smart-i先進国債券インデックスの為替ヘッジありタイプポートフォリオ


償還日:無期限
運用:りそなアセットマネジメント株式会社
為替ヘッジ:なしとありの両方のラインナップです



Smart-i先進国債券インデックス、管理人の感想と評価

コストが最安レベルの信託報酬である点で評価できる

Smart-i先進国債券インデックスは、為替ヘッジなしタイプと為替ヘッジありタイプ共に、信託報酬が0.19%と非常に低コストであり、個人投資家にとって有用な投資信託となっている点で、高く評価できます

為替ヘッジなしタイプでは国内で第3位に位置する低コストで、為替ヘッジありタイプに至っては、たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>(信託報酬0.20%)を追い越して、低コストナンバーワンの位置に付けています。

しかし、このようにコスト的には評価できるファンドにもかかわらず、りそな銀行は店頭で全く売る気はなく、債券ファンドはつみたてNISAの対象外である事から、現状ではSBI証券の一般の証券口座でしか買い付けができません。

そのような事情から、純資産残高は為替ヘッジなしタイプが100万円、為替ヘッジありタイプは300万円と、腰を抜かすレベルで全く金が集まっていません

これでは一体、何のためにわざわざファンドを組成したのか、意味が全く分かりません。りそな銀行では販売していないという時点で、存在しながらも「もう終わった」投資信託であるとも言えます。


為替ヘッジ「あり」の投資信託について

為替ヘッジを付ける事については、円ヘッジのコストはかかりますが為替リスクを軽減することができ、価格変動の値動きがマイルドになります。必要以上の為替の影響を受けたくない人にとっては、有効であると言えます。

ただ、海外通貨と円との短期金利差が広がるとヘッジコストも増加することと、理論的には国内債券も外国債券も期待リターンは(コスト控除前で)同一であることに注意が必要です。

(下記、SMTグローバル債券インデックスオープンと、その為替ヘッジありタイプ、及びSMT国内債券インデックスオープンとのリターンの傾向をご覧ください。結局のところ、国内債券でも良いではないか、という結果になっています。)




先進国債券クラスは、基本4資産の1つとして重要なアセットクラスですが、リスクの割に期待リターンは高くありません。分散効果はありますが、あくまでもポートフォリオの一部にとどめておくのが無難です。



Smart-i先進国債券インデックスの購入先

Smart-i先進国債券インデックスの、為替ヘッジありタイプとなしタイプをノーロードで購入できる代表的な証券会社は、以下になります。りそな銀行では購入できません。

SBI証券

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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