スパークス・韓国株ファンド(愛称:韓国厳選投資)は期待できそうにない

スパークス・韓国株ファンド(愛称:韓国厳選投資)は、KOSPI(韓国総合株価指数)を参考指数とする韓国株式アクティブファンドです。2018年12月21日より運用されています。

運用方針は、以下のように書かれていますが、これらはアクティブファンドの運用方針としてはごく当たり前のことで大したことは言っていません。

「ボトムアップ・リサーチによる個別銘柄調査に基づき、企業のビジネスの質や市場の成長性、経営に着目して、将来にわたるキャッシュフローから企業価値を推定し、この価値よりも株価が割安に放置されていると考えられる銘柄に選別して投資」
「韓国の構造的変化を捉え、将来の成長機会に対応できる優良な韓国企業に投資」

スパークス・韓国株ファンド(愛称:韓国厳選投資)


実際、設定来のリターンは参考指数に劣っており、先が思いやられます。その割に信託報酬も異様に高く、購入価値はありません。


(2019年6月22日追加)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


スパークス・韓国株ファンド(愛称:韓国厳選投資)の基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 SBI証券にて100円より購入可能。
信託報酬 年率1.64%(税抜)
信託財産留保額 なし
運用期間 無期限
決算 年1回(12月18日)
 ファンド運用方式 「スパークス・韓国厳選投資マザーファンド」にファミリーファンド方式で投資しています。

スパークス・韓国株ファンド(愛称:韓国厳選投資) ファミリーファンド方式構造
運用会社 スパークス・アセット・マネジメント株式会社
為替ヘッジ なし


このファンドのポートフォリオなど

2019年5月31日時点、韓国株式計24銘柄に投資。業種別配分比率は以下の通りです。資本財、素材、ソフトウェア・サービス比率が10%以上と高いです。

スパークス・韓国株ファンド(愛称:韓国厳選投資) 業種別配分比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

スパークス・韓国株ファンド(愛称:韓国厳選投資) 組入上位10銘柄の構成比率



スパークス・韓国株ファンド(愛称:韓国厳選投資)、管理人の感想と評価

集中投資型の韓国株式アクティブファンド

韓国株式を投資対象とする、数少ない投資信託です。ただ、信託報酬が1.64%(税抜)と高く、さらに、少ない銘柄に集中投資するのでリスクの大きいファンドです。

交付目論見書にも、本ファンドは1銘柄への投資比率が35%にも達する可能性がある「特化型」ファンドとして、集中投資型であることが記載されています。資産形成の基本が「分散と低コスト」であることを考えると、集中投資かつ高コストの本ファンドは投資には不向きです。


参考指数に劣るリターンしか出せていない高コストアクティブファンド

また、ベンチマークもなく、参考指数である(韓国株式の代表な指数の)KOSPI(韓国総合株価指数にも、設定来のリターンは以下のように劣っています。

スパークス・韓国株ファンド(愛称:韓国厳選投資) 設定来のリターンと参考指数の比較


KOSPIが配当抜き指数であることを考えると、これ以上にリターン差が開きます。運用開始から半年ほどしか経っていませんが、あまり期待できそうもないファンドです。

新興国株式への投資は、各国の紛争やインフレなどの地政学リスクが先進国より大きく、資産形成の面では、韓国のような単一国に投資するよりも、新興国株式全体に幅広く投資するほうがリスクが分散でき、理にかなっています。

アセットアロケーションの中の新興国株式クラスには、今では以下のような超低コストのお勧めの新興国株式インデックスファンドが購入できます。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(信託報酬0.189%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド(信託報酬0.189%)


新興国への投資は徹底的な分散と超低コストを心がけるのが賢明です。よほど韓国に集中投資しなくてはならない何か妙な理由でも無い限りは、分散投資を心掛けておけば良いでしょう。



スパークス・韓国株ファンド(愛称:韓国厳選投資)の購入先

スパークス・韓国株ファンド(愛称:韓国厳選投資)をノーロードで購入できる証券会社・銀行は以下の通りです。

SBI証券

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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