全世界株式インデックス・ファンド・・唯一のACWIインデックスファンド

全世界株式インデックス・ファンドは、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI-ACWI)をベンチマークとする、日本を含む全世界の大型、中型株式に投資できるインデックスファンドです。2017年9月8日より運用されています。

全世界株式インデックス・ファンド


日本も含む先進国や新興国株式に、この1本で丸ごと投資できる全世界株式インデックスファンドです。もう少々、注目を浴びるかなと思っていたら、全くシカトされた存在になっていますね・苦笑。


(2018年10月8日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。


 


全世界株式インデックス・ファンドの特徴や基本敵情報

このファンドの基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率0.48%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
決算:年1回(11月30日)
償還日:無期限
運用会社:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ
為替ヘッジ:なし


このファンドのポートフォリオなど

下記の3資産のマザーファンドファミリーファンド方式にて投資しています。

全世界株式インデックス・ファンド ファミリーファンド方式構造


3つのマザーファンドには、ベンチマークの組入比率に合わせ、以下の資産配分比率で投資しています。(2018年8月31日時点)

組入
資産
マザーファンド  マザーファンドの
ベンチマーク 
ファンドの組入比率  ベンチマークの組入比率(参考)
日本株式 ジャパンエクイティ・インデックス・マザーファンド MSCIジャパン・インデックス  7.4% 7.4%
先進国株式 外国株式インデックス・オープン・マザーファンド  MSCI コクサイ指数  81.5% 81.6%
新興国株式 エマージング株式インデックス・マザーファンド MSCI エマージング・マーケット・インデックス  11.1% 11.1%


全世界株式インデックス・ファンド・管理人の感想と評価は?

日本を含むMSCI-ACWIをベンチマークとする唯一のインデックスファンド

全世界株式インデックス・ファンドは、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI-ACWI)をベンチマークとする唯一の全世界株式インデックスファンドです。日本、先進国、新興国の大型、中型株式にまとめて投資できることが特徴です。

MSCI-ACWI(除く日本)をベンチマークとするインデックスファンドとしては、最も信託報酬の低いeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)(信託報酬0.142%)や、野村つみたて外国株投信(信託報酬0.19%)など、既に複数のファンドがあります。

しかし、MSCI-ACWI(除く日本)は海外先進国と新興国株式が投資対象ですから、日本株式は含まれていません。日本を含む世界各国に分散投資する国際分散投資を行うためには、上記のファンドに加えて、別に日本株式インデックスファンドを購入する必要がありました。

その点では、日本も含む全世界の株式に投資できる本ファンドは、日本:先進国:新興国の各地域の株式に約7:82:11(2018年8月末時点)の比率で投資しています。

目標とするアセットアロケーションに資産配分比率が近い人にとっては、このファンド1本で完結しても良いでしょう。(各地域の配分比率は恣意的な要素はなく、浮動株調整時価総額比率にて自動的に変化します。)


信託報酬が高めかつ、配当抜きベンチマークより低いリターンは問題

ただし、昨今のインデックスファンドの超低コスト競争からは完全に出遅れており、今では年0.48%の信託報酬は少々高いと言わざるを得ないでしょう。

また、配当抜きのベンチマークであるMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに、以下のように約1年で0.82%も負けています。

全世界株式インデックス・ファンド 設定来の期間別のベンチマークとのリターン比較


MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスの配当は年2.39%(2018年9月28日時点)もあるので、本ファンドに投資した場合は、約1年でその約2.4%もの配当を失った上、さらに0.82%もリターンが低いことになっています。

これは、信託報酬0.48%のファンドとして考えるとリターンが異常に低く、思いもかけない高い実質コストや、何か他に運用上の問題がある可能性があります。運用報告書は運用開始からわずか2か月の期間で発行されたものしかなく、今後の運用報告書発行後に確認予定です。


楽天・全世界株式インデックス・ファンドとのリターン比較

上記のような状況だと、本ファンドとはベンチマークは異なりますが、時期を同じくして登場した楽天・全世界株式インデックス・ファンド(税込み信託報酬0.2396%)のほうが魅力的に映ってしまいますね。

どちらのファンドに投資するほうがリターンが高い結果になるのか、比べてみたグラフが以下です。ただし、2つのファンドのベンチマークは異なりますのであくまで参考です。

全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全世界株式インデックスファンドとのリターンの比較

・全世界株式インデックス・ファンド:+11.14%(グラフオレンジ線
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド:+9.26%(グラフ赤線


本ファンドの設定来リターンと、楽天・全世界株式インデックス・ファンドとの約1年のリターン比較ですが、現時点では信託報酬の高い本ファンドの方がリターンは良いです。

なお、純資産総額の面ではかなりの差が付いており、本ファンドが約6.7億円に対して、楽天・全世界株式インデックス・ファンドのほうは(後で設定されたにも関わらず)約139億円も集まっています。

インデックス投資家はコストに反応しますから、今後も本ファンドが人気化する事は無さそうな雰囲気になっています。せめて、0.3%くらいに信託報酬を下げて頂けると良いのですが。

いずれにしろ、楽天・全世界株式インデックス・ファンド同様に1本で国際分散投資ができるファンドですが、運用開始からまだわずか1年程度のファンドであり、今後の運用に期待したいところです。



全世界株式インデックス・ファンドの購入先

全世界株式インデックス・ファンドをノーロードで購入できるのは、下記の証券会社、銀行です。

SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券、三井住友信託銀行

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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