栃木応援・外債バランスファンド(毎月分配型)

先日ひょんなことから、栃木銀行の定期預金金利をチェックしていた時に、偶然見つけたのがこのファンドです。日光杉並木保護プロジェクト「すぎみらい」の特設ページの中に、仕込まれているのを発見したのです。




見た瞬間、「は?杉並木を応援するために、なんで外国債券なんだ???」・・・いったいどのようなファンドか見てまいりましょう。栃木県民以外は、全く興味もないし存在そのもの関係ないマイナーなテーマですが、どうぞご容赦くださいませ。

(2014年9月22日追加)

栃木応援・外債バランスファンド(毎月分配型)の概要

・購入単位:1万円以上単位、1万円単位
・販売手数料:2.0%(税抜) (ノーロードではありません)
・信託報酬:年率1.20%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:毎月10日
・資産配分比率:以下の通りです。

栃木応援・外債バランスファンド(毎月分配型) 資産配分比率


・償還日:2016年1月12日(信託期間延長の可能性あり)
・運用:大和証券投資信託委託株式会社
・為替ヘッジ:なし


 

栃木応援・外債バランスファンド(毎月分配型)・管理人の感想

一言で言うと、一体何がしたいのかコンセプトが理解不能だ、という点でまずチャンチャラおかしいのではないでしょうか??

 


杉並木を保存したいという気持ちから、栃木県を応援したい気持ちにつながるのは分かります。「よし、栃木県の会社の株を長期に保有して応援しよう!」と思うのも、まあ自然な事だとは思います。

ところがそんな想いから、大和証券投資信託委託株式会社と栃木銀行が無理矢理作り出したのが、栃木応援・外債バランスファンドです。変なところを指摘すると、


 ①栃木を応援するのになぜ、先進国債券に投資してんのか?
 ②しかも外国債券の割合が8割もあるのは何で?
 ③栃木の会社じゃなくて、買ってる株は普通の大手企業だよね?
 ④というか、おたくが優秀かどうかはどうやって判定するの?



バランスファンドなんて銘打っていますが、バランスファンドというのは、世界経済インデックスファンドのような、きちんと国際分散投資ができているファンドの事であって、栃木応援ファンドのような投資信託の事は、アンバランスファンドだと覚えておいてください。

こんな著しく奇妙なファンドに、購入時の手数料を2%、毎年のコスト(信託報酬)も1.2%も以上も支払わなくてはならないという、これまた何考えているのかさっぱり理解不能な個人投資家の行動は、(おそらく栃木銀行に融資してもらっている人が、融資担当営業マンから無理矢理付き合いで買わされたものと推定しますが)、

正しい知識を知っていれば隠れた損失をタダ漏れさせなくてすんだであろうという点に関して、実に気の毒な感じがしてなりません。

栃木応援・外債バランスファンド(毎月分配型)
などのような悲しいファンドを買うのであれば、

 ①<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド(信託報酬0.38%)
 ②ニッセイ日経225インデックスファンド(信託報酬0.25%)


の2本を、金額にして8対2くらいで保有してあげれば、購入時に一切お金を取られることなく、毎年支払っているコストもなんと毎年70%も安くなり、さらにさらにこれらをSBI証券で購入すれば、そこからなんとさらに30%くらいの実質的な割引があって、とてつもなく得です。

SBI証券の投資信託定期売却サービスを使って、毎月分配型投信のような形で定期的にお金が振り込まれるようにすれば、超低コストの投資信託を完ぺきに使い倒すことができるという事にもなります。

栃木応援・外債バランスファンド(毎月分配型)の購入先

栃木応援・外債バランスファンド(毎月分配型)を購入できる証券会社・銀行は、栃木銀行のみとなります。

★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る