つみたて日本株式(日経平均)&(TOPIX)・かなりの低コストが特徴

本ページでは、三菱UFJ国際投信のつみたてシリーズの投資信託である、つみたて日本株式(日経平均)つみたて日本株式(TOPIX)の2つを取り上げます。それぞれつみたてNISA制度の開始を睨んで、2017年8月16日から運用が開始されています。

共に信託報酬が年0.18%(税抜)と低く、コスト面で一定の評価をすることができます。

つみたて日本株式(日経平均)(TOPIX)


なお、ファンド名称に「つみたて」と記されていますが、積み立て投資以外に一括で購入する事もできる商品です。つみたてNISA口座でも、一般の証券口座でも両方で購入できます。

(2018年2月7日追加)


 


つみたて日本株式(日経平均)&(TOPIX)の特徴や基本情報

つみたて日本株式(日経平均)の基本情報

ベンチマーク日経平均株価
購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率0.18%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(6月25日)
償還日:無期限
運用会社:三菱UFJ国際投信株式会社
為替ヘッジ:日本株式に投資するものであり為替リスクはありません。
資産配分比率:日経平均組み入れ銘柄の計225銘柄に投資(2017年12月29日時点)。

つみたて日本株式(日経平均)のポートフォリオ



つみたて日本株式(TOPIX)の基本情報

ベンチマークTOPIX(東証株価指数)
購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率0.18%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(6月25日)
償還日:無期限
運用会社:三菱UFJ国際投信株式会社
為替ヘッジ:日本株式に投資するものであり為替リスクはありません。
資産配分比率:TOPIX組み入れ銘柄の計2035銘柄に投資(2017年12月29日時点)。

つみたて日本株式(TOPIX)のポートフォリオ



つみたて日本株式(日経平均)&(TOPIX)、管理人の感想や評価

かなりの低コストは評価できるが、最低コストではない

まず評価できる点は、非常に低コストである事です。アクティファンドに投資して儲けたいと思っても、結局は長期的にはインデックスファンドに勝利するファンドは非常に少ないので、つみたてNISAのように20年投資をする場合はインデックスファンドが基本です。

参考インデックスファンドとアクティファンド


となると、単にベンチマークに連動する投資成果となるインデックスファンドの場合、まるで「馬鹿の一つ覚え」のように、ひたすらコストを圧縮する事が極めて重要です。

この点で、つみたて日本株式はかなりの低コストである事が評価できるものの、以下のように、日経平均連動型もTOPIX連動型も、最低コストではない点で少々イマイチです。

低コスト順位 日経平均連動型 TOPIX連動型
ファンドの名称 税抜信託報酬 ファンドの名称 税抜信託報酬
1位 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 0.159% eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 0.159%
2位 たわらノーロード 日経225 0.17% 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.16%
3位 つみたて日本株式(日経平均)など 0.18% たわらノーロード TOPIXなど複数 0.17%
4位以降 - - つみたて日本株式(TOPIX)など 0.18%


ちなみに、次の項でも書きますが、1位のeMAXIS Slimインデックスシリーズもつみたて日本株式と同じ、三菱UFJ国際投信が運用しています。しかも、その「中身」は全く同一です。

であるならばコストの低い方を使えば良い、という判断になります。更には、eMAXIS Slimは純資産が500億円以上1000億円未満部分は0.154%、1000億円以上の部分はコストが更に安くなって0.149%になります。

しかも、他社がより低いコストのファンドを出してきたらそれに追随して値下げするという宣言まで出しています。したがって、最初からそれらを買っておけば良い事になります。



ファンドの中身である「マザーファンド」が同一

上の項で書いたとおり、eMAXIS Slimインデックスシリーズつみたてシリーズの中身であるマザーファンドは全くの同一です。

例えばつみたて日本株式(TOPIX)とeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)では、私たちが買う時のファンド名称(ベビーファンド)が異なるだけで、マザーファンドは同一のTOPIXマザーファンドとなります。

つみたて日本株式(TOPIX)のマザーファンド


ちなみにこの「現象」は、更に同じく三菱UFJ国際投信が運用する「slim」の付いていないeMAXISインデックスシリーズでも同じです。つまり、三菱UFJ国際投信は品質の同一でブランドが異なる3つのインデックスファンドシリーズを売り出している訳です。

「品質の同じ卵が売られていたら1円でも安いところで買う」のが鉄則ですから、だとしたら投資信託の場合は最初からeMAXIS Slimインデックスシリーズの購入で決まりです。

ただし同シリーズは、ネット証券でしか売られていません。それに対してつみたてシリーズはネット証券だけでなく、多数の地方銀行で売られています。

つまり、つみたてシリーズは最初から、eMAXISインデックスシリーズの廉価版で、かつ、つみたてNISA口座での販売のみを視野に入れて作り出されたファンドシリーズなのです。

どうしても地方銀行でつみたてNISA口座を開かねばならない人は、このつみたて日本株式などが最有力の選択肢になります。一方でネット証券も使える人にとっては、eMAXIS Slimインデックスシリーズで決まりだと言って良いでしょう。



「日経平均」と「TOPIX」はどちらが良いのか?

これについては、分散投資を徹底するという意味においてTOPIX連動型を選択するほうが理に適っています。ところが、過去10年チャートの実績で確認すると、日経平均に投資したほうがTOPIXよりもリターンが良かったことになっています。

正確な理由は分かりませんが、結果として、2000銘柄ほどに分散を効かせるよりも225銘柄に「集中」したほうが、リターンが良かったことになりますね。

日経平均とTOPIXの10年チャート比較


同じ日本ですからどちらに投資しても構いませんが、理屈を重視してより合理的に投資をしたい人はTOPIX連動型を選び、あくまで過去の実績を重視したいという人は、日経平均連動型を選んでも良いでしょう。

また、あまりやる人はいませんが、面倒でなければ一定の割合で両方を持つというのでも構いません。ま、このような事をやりだすと、際限なく様々なファンドを買いたくなる「ポジポジ病」に近い病状を発症してしまうと思いますが。

初心者投資家だったら、「日経平均株価のほうが耳に馴染んでいるし、そもそもファンドの基準価額すらも特に見る事は無い」のであれば、日経平均連動型でも構いません。



純資産残高が少なすぎるものは様子見

ただし、つみたて日本株式(日経平均)に関しては、つみたてNISAが開始された今になっても、純資産総額はたったの77百万円に過ぎません。

既に記したようにマザーファンドは複数で同一なので、大本の純資産総額には何ら問題は有りませんが、ベビーファンドの規模が小さすぎる事で、場合によっては何らかの影響があるかもしれませんので、当面は様子を見たいところです。

まさか無いとは思いますが、今後もこのレベルの純資産しか集まらなかったら、繰上償還にならないとも限りません。つみたてNISAはスイッチングする事ができませんので、もしも途中で償還などされたら、無税口座の枠がたいへん勿体ないことになってしまいます。

つみたて日本株式(TOPIX)は15億円ほど集まっており、そろそろ問題はないと思います。ただし何度も書くように、どうせ買うならばコスト最安値のファンドを選んだ方が良いとは思います。



つみたて日本株式(日経平均)&(TOPIX)の購入先

つみたて日本株式(日経平均)や(TOPIX)をノーロードで取り扱っているのは下記の証券会社、銀行です。

SBI証券楽天証券、ほか多数の地方銀行など

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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