日本健康社会応援ファンド(愛称:ワクワク・イキイキ)・・・イキが悪くてワクワクしない残念なアクティブファンド

日本健康社会応援ファンド(愛称:ワクワク・イキイキ)は、TOPIX参考指数とし、日本の「健康社会」に貢献する株式に投資するアクティブファンドです。2018年4月16日より運用されています。

「わが国の株式の中から、「健康社会」の維持・発展に寄与し、その恩恵を享受できると考えられる企業に投資し、信託財産の成長をめざす」ことが目的のテーマ型のファンドです。

日本健康社会応援ファンド(愛称:ワクワク・イキイキ)


しかし、リターンは参考指数であるの配当抜きTOPIXに負けている残念なファンドであり、愛称の「ワクワク・イキイキ」が、完全に悪い冗談のようになっています。


(2019年10月9日追加)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


日本健康社会応援ファンド(愛称:ワクワク・イキイキ)の基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券などでは100円より購入可能。
信託報酬 年率1.43%(税抜)
信託財産留保額 なし
運用期間 2028年6月20日まで(約10年間)
決算 年1回(6月20日)。2018年の初回決算にて分配金10円出してます。
ファンド運用方式 「日本健康社会応援マザーファンド」にファミリーファンド方式で投資しています。
日本健康社会応援ファンド(愛称:ワクワク・イキイキ) ファミリーファンド方式構造
運用会社 大和投資信託
為替ヘッジ なし(投資対象に為替リスクはありません)


このファンドのポートフォリオなど

2019年8月30日時点で東証一部上場銘柄を中心に、東証二部や新興市場上場銘柄を含む日本株計75銘柄に投資。市場別組入比率、業種別組入比率、組入上位10銘柄の構成比率はそれぞれ以下の通りです。

日本健康社会応援ファンド(愛称:ワクワク・イキイキ) 市場別組入比率、業種別組入比率、組入上位10銘柄の構成比率



日本健康社会応援ファンド(愛称:ワクワク・イキイキ)、管理人の感想や評価

配当抜きの参考指数にもリターンが劣るアクティブファンド

「健康社会」というキーワードに着目するテーマ型のファンドであり、運用方針は以下となっています。

「「健康社会」に着目して投資候補銘柄を選定」
「徹底したリサーチにより投資魅力の高い銘柄を選定し、ポートフォリオを構築」

日本健康社会応援ファンド(愛称:ワクワク・イキイキ) 健康社会


このテーマ型の集中投資が報われたかどうかを、月報に記載された日本健康社会応援ファンドの設定来(2018年4月16日以降の過去約1年5ヵ月)のリターンと、参考指数であるTOPIXとの騰落率の比較で見てみます。

本ファンドの設定来のリターンは-15.9%であるのに対し、参考指数(TOPIX)の騰落率は-12.9%と、ファンドのリターンの方がTOPIXより3%も負けています。

日本健康社会応援ファンド(愛称:ワクワク・イキイキ)の設定来のリターンと、参考指数であるTOPIXとの期間別騰落率比較


しかも、本ファンドのリターンには投資対象銘柄の配当も当然含まれているのに対し、TOPIXは配当抜き指数のために配当分は含まれておらず、フェアな比較ではありません。

本来はTOPIXの年1.5%~2.0%程度の毎年の配当を加えた、TOPIX(配当込み)と比較する必要があり、その場合は現在の差3%はもっと広がります。

アクティブファンドの存在価値はベンチマークや参考指数を上回るリターンを上げる事のみです。その点では、本ファンドはアクティブファンドとしての存在価値は全くありません。



インデックスファンドにもリターンが大きく負けているアクティブファンド

本ファンドと、信託報酬最安のTOPIXインデックスファンドであるeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)(信託報酬0.14%)との過去約1年5ヵ月のリターンを比較したものが以下です。

・日本健康社会応援ファンド(愛称:ワクワク・イキイキ): -11.71%
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX): -7.13%

日本健康社会応援ファンド(愛称:ワクワク・イキイキ)とeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)との過去3年のリターン比較グラフ


eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の方が本ファンドより約1年5ヶ月で約4.6%もリターンが高く、「健康社会」関連銘柄への投資が全く報われなかったことがわかります。

この結果は、本ファンドが1.43%の信託報酬の高コストファンドであることも、リターンをコスト分引き下げてることで、より悪い方向に作用していると思われます。

このような商品を選ばなくても、最初から、信託報酬がはるかに低いTOPIXインデックスファンドを選択すれば良いだけです。

資産形成は低コストかつ幅広い分散投資が基本です。アセットアロケーションを決めた後のその日本株式部分には、上述のeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)を含むお勧めの日本株式インデックスファンドにあるような、投資対象に十分分散が効いた、低コストのファンドをメインとすべきでしょう。



日本健康社会応援ファンド(ワクワク・イキイキ)の購入先

日本健康社会応援ファンド(愛称:ワクワク・イキイキ)をノーロードで購入できる証券会社・銀行は以下の通りです。

SBI証券楽天証券松井証券岡三オンライン証券


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